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クリスマスのツリーやリースの意味は?いつからいつまで飾る? 

   

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クリスマスシーズンといっても毎年とても早まってきているように感じませんか?

12月25日のクリスマスの1ヶ月以上前、気の早い人なら11月に入るとすぐクリスマスの飾りつけの準備をしたりしていますね。

そもそもクリスマスツリーやリースってただのムードを盛り上げるきれいな飾りなんでしょうか?

いいえ、両方とも深い意味と由来がありました。

そしてクリスマスのツリーやリースはいつから飾っていつ片づけるのか、決まりはあるのかについてもお伝えします。

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クリスマスリースをなぜ飾る?

クリスマスリースは植物のつるや枝を円くつなげた輪っかを台にして、その上にヒイラギや木の実などを埋め込んだクリスマスの飾りです。

リースを英語では「Wreath」と綴り、「輪、花冠、花輪」のことです。

また、ドアや壁にかける飾りであるリースには幸せを呼び込む魔除けの意味があります。

リースの円形は始めと終わりがつながっていることから「永遠、尽きることのない」という意味合いをもち、「神の愛」を表現しています。

神道の日本のお正月には玄関にしめ飾りを飾ってを無病息災、開運招福を神に願うのと同じ意味をキリスト教徒のクリスマスリースは持っていると言うことでしょうね。

魔除けと神の愛を象徴するリースは大昔のギリシア時代に祝祭や結婚式に使われていました。

このリースがクリスマスに飾られるようになったのは1800年頃に始まったと言われています。

クリスマスというめでたい祝祭にむけてリースを玄関やドア、壁にかけるのは魔除けと同時に神の愛による幸せを呼び込むためです。

クリスマスツリーの木の種類は?

おなじみのクリスマスツリー。

最近では簡単に設置できる木と飾りや電飾がセットになったプラスティック製のコンパクトなものが人気ですね。

では伝統的なクリスマスツリーに使われる木は何の木かご存知ですか?

それは「もみの木」です。

ヨーロッパでは常緑樹を生命のシンボルとして崇拝するという風潮がありました。

特にもみの木は枝がキリストの十字架のように広がっているので「聖なる緑の木」とされクリスマスツリーの原点となっています。

聖なる木を部屋の中において捧げもの(飾り)をしてお祈りする対象となったのがクリスマスツリーなのですね。

部屋の中に大きなもみの木を運び込んでクリスマスをお祝いするようになったのは1600年頃のドイツとされています。

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クリスマスツリーに使われる木の種類はもみの木の他にはえぞ松、ひいらぎ、月桂樹などがあります。

クリスマス飾りはいつからいつまで?

日本ではそろそろ肌寒くなってきたな~という頃になるともうクリスマス飾りがお目見えするようになりました。

敬虔なキリスト教徒が少ない日本ではやはり宗教上の意味よりは商業的な意味でクリスマスに向けてのお祝いが盛んになっているようです。

ハロウィン商戦が終わってすぐ、つまり11月に入ると「もう次はクリスマスですよ~♪」というクリスマス商戦が街角で口火を切ります。

一方、キリスト文化圏でのクリスマスの飾りには飾り付けの開始と終了時期の目安があります。

本来はクリスマスツリーやリースをアドベント(待降節、12月25日の4回前の日曜日から24日のイブまで)の始まりから飾ります。

「クリスマスの4週間前、じゃ、毎年11月25日ね!」と早とちりしてしまいそうですがそうではありません。

アドベント(待降節)の始まりは12月25日のクリスマスから数えて4回前の日曜日ということなので、ほぼ毎年少しづつ日にちが変わります。

2016年の場合はちょうど12月25日が日曜日で、4回前の日曜日は11月27日です。

これが2017年の場合は12月25日が月曜日で4回前の日曜日は12月3日となりこの日がアドベント(待降節)の初日となります。

このようにだいたいクリスマスの飾りつけは11月の最終週~12月初めの週に始めると覚えておくと良いですね。

では、クリスマスの飾り、クリスマスツリーやリースをいつ片づけるのが良いでしょうか?

これもキリスト教ではキリストが三賢者の前に姿を現した日、つまり主の公現日である1月6日に片づけるならわしのようです。

しかし、アメリカやヨーロッパでも木や植物が枯れ始めたのを目安に片づけたり、2月の初めまでクリスマスツリーやリースを飾っているお家もあります。

日本のひな人形のようにお節句が終わったらすぐ片づけなければ縁起が良くないから翌日にはしまうというような習慣や決まりもありません。

日本では12月25日が過ぎるとすぐにお正月モードの飾り付けを始めなくてはならないので、12月26~27日にはクリスマスの飾りを片づけるのが一般的でしょう。

クリスマスの日本での飾り付けの期間はだいたい11月下旬から12月25日以降のお正月前と考えれば良いですね。

華やいだ気分で楽しくクリスマスの準備とお片付けをして幸せを呼び込んでくださいね!

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