尿一滴で癌がわかる検査キット N-NOSEの結果が来ました
自宅にいながらがん検査ができるキットが発売された?
しかも尿一滴の採取だけで全身のがんリスクがわかる?それならサイコー!
と思い、すぐに申し込んで検査してみました。
本当に簡単だし「え?これでほんとに終わり?」というくらいあっけない簡単な検査でびっくりでしたよ。
詳しい内容の説明はN-NOSEのサイトに譲るとして、キットを使って検査をした私自身の体験談をお伝えしますね。
大手企業でも社員の健康を守るためにこのN-NOSEのがん検査を取り入れてるところも増えているみたいです。
がんが早期でも尿検査でわかる 虫が見つけるって?
2021年春、前年に世界中が大混乱した新型コロナの影響もあり、人間ドックもなかなか行きたい気持ちにならない。
だけど、やはりがんだけは早期発見したい。
そんな時に自宅にいながらできるがん検査ないかな~と思っていました。
そこにいつも通りネットを見ていると
「自宅で尿をとるだけで全身のがんがわかる」
というニュースの見出しが。
尿一滴で全身15種類以上のがんに線虫という虫が反応してがんの発生をみつける検査キットを見つけたのです。
しかも感度が高く0期、1期という早期の段階のがんにも線虫が反応して見つけるとのこと。
まさに探していたのはこれこれ!
家で出来る、痛くない・・?いいねっ!
数年前も自宅にいて血液を採って送るだけでがんリスクがわかるというキットを買ったことがあります。
でも尿検査ならもっと手軽!
86%以上の高感度で線虫ががんをみつけてくれるそうで自分でやるのは採尿するだけ。
決められたステーションに提出しに行くか、または自宅まで取りに来てもらうのも可能。
2021年現在は東京(2か所)、大阪、福岡に提出するステーションがあるみたいです。
また、この夏に自宅に検体を取りに来てもらえるサービスも日本全国の47都道府県に拡大されました。
あとは値段次第・・・と検査にかかる費用を調べたら税込みで1万2500円ほど(2021年夏現在)。
すぐにポチっと購入&申込終了して検査キットが届くのを待ちました。
購入から1週間ほどでキットが送られてきました。
今回の尿でわかるという画期的ながん検査のシステムが開発される前に受けたがんの検査は血液検査キット。
指先からごくわずかな血液を採取して検査機関に郵便で返送するものでした。
こちらもお手軽で良いのですが、なにしろ血が出るのがイヤ!
もちろん購入した検査セットにはきちんと小さな針を指先に当てて出血させるためのキットや消毒綿などもついているのです。
そしてそれほど痛みも感じないのですが、血を見るのが極端に怖い血液恐怖症の私にはハードル高すぎ!
今回の尿一滴だけでがんリスクがわかる、しかも初期のがんにも線虫が反応するという高性能をうたったお手軽な検査キットは願ったりかなったりなんです。
届いたがんの尿検査キット
外箱は長財布くらい。とても軽いです↓
中身はこんな感じ。キットは本当にシンプル↓
小学校の尿検査と同じです。
(とったものが逆流しないような容器になっていました)
検査~結果報告までの説明書(検査のしおり)、提出場所の地図もついています。
いざ検査となるとちょっと怖い。
でも一応この検査には提出期限が設けられているので、思い切ってトライしました。
といっても尿をとるだけなんですが・・。
その前に検査のしおりでちゃんと流れを確認。
まずは簡単なんですが「登録」が必要です。(1~2分で出来ます)
②検体(尿)の提出場所と提出期間(日にち)を選択
③本人情報の登録
以上です。
ただ尿を常温で提出するには採尿後4時間以内、夏場は2時間以内の提出になるのでそれに合わせて提出日を予約することになります。
また、提出日の前日までに尿をとってそのまま冷凍、そして冷凍した状態で尿を提出することもできますよ。
これは線虫の優れた嗅覚センサーを使ってがんリスクを検査するという性質上、どうしても新鮮でにおいが保たれた状態の尿が必要だからなんですって。
私は東京のニューオータニという高級ホテルに入った綺麗なステーションに提出しに行きました。
提出も検体をスタッフさんに渡してすぐに完了。
あまりにあっさり終わって時間に余裕が。
なかなか来る機会のないとーってもおしゃれなホテルでカフェに入ったり庭園を散歩したりして優雅な昼を過ごしました。
N-NOSEの結果は?
検査結果は登録した住所に親展で郵送されてきます。
結果が出るまで平均して6週間くらいとのこと。
私は6週間もかからず、もう少し早く結果が郵送されてきたと思います。
親展の薄いグレーの封筒に入った結果報告書。
ああ!ドキドキする!怖くて見られない!
でも見ないのも怖い・・・というわけで開封。
???
なんだか一目では結果がよくわからない。ちゃんと文言を読むことにします。
「総合評価:
がんのリスクを今回の検査では検出されませんでした、もしくは専門医による検査・診断を受けることをお勧めします、のいずれか一方に判定します」
「あなたのがんリスク:
判定のもととなるリスク値を数値バー上に☆印で表示しています
リスクが高いほど右(赤色)、低いほど左(青色)となります」
私の☆は青色のリスク「低」にありました。
あなたのがんリスク→「今回の検査ではがんリスクは検出されませんでした。今後も定期的に検査を受けましょう」
良かったー!安心した!!
簡単だし痛くないし費用もそこまで高額じゃないし、何しろこの安心感をこれで買えてよかった!
それが個人的には一番大きなメリットです。
受けてみて本当に良かったと思います。
デメリットがあるとすれば、
①提出しに行かなくてはならなかったこと(現在は自宅への検体の引き取りサービスがあるようです:有料)
②ハイリスクと出てもどこのがんかまではわからないこと
↑
どの部位のがんかまではわからないのですが、こちらも検査結果を医師と相談できるサポートシステムが整ってきています。
心配なことはお医者さんと電話相談できる、病院も紹介してもらえるなら安心ですね。
ご参考までに、私が今回の線虫による尿のがん検査が開発される数年前に受けた、微量の血液採取によるのがん検査は「がんリスクチェッカー女性向け」血液検査キットDEMECAL(デメカル)です。
こちらはN-NOSEの尿によるがん検査よりかなり安価、自宅で微量の血液を採取して郵送するだけと、完全に家にいながらキットの購入価格だけで検査が終了します。
私のように血液をとることに恐怖症がない方にはこちらもおすすめです。
いや~、でも尿だけでわかるのは画期的。もっと進むと良いなと思いました。
来年も受けたいと思います。
ご参考になれば幸いです。