新型コロナウイルス 看護師の職場の雰囲気は?

前回はドラッグストアの店員さんの新型コロナ対応への現場からの訴えでした。
今回は病院という最も大変な職場で働く看護師さんからの報告をいただきました。
【病院勤務 看護師 Sさん】
新型コロナウイルスによって、職場の緊張感が増してコミュニケーションがとりづらくなってしまいました。
私は看護師をしています。
外来診療と入院業務を兼務しています。
新型コロナウイルスが流行り始めた当初は、大丈夫かなぁなんて毎日たあいもない会話をしながら仕事をしていました。
しかしダイヤモンドプリンセス号の事件や中国の春節を迎えた頃から、だんだんとピリピリしてきて緊張感が増してきました。
お互いがあまりコミュニケーションをとりたがらないのです。
仕事の「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」が滞ることもありミスにつながってしまいそうなこともありました。
マスクをつけてのコミュニケーションは、表情もわかりにくく何を考えているのか分からないので余計に困ってしまいます。
周りに手を洗わない、消毒をしない、マスクをしないという人がいればすぐさまバイ菌かのように扱い、人が離れてしまうようになっています。
そして今までは風邪で仕事を休むときはすんなり連絡が共有できていました。
ですが新型コロナウイルスが発生してからは、
「あの人熱があるらしいよ!」
「さっき咳してたよね?」
など、なんだか嫌な噂が広がったりと雰囲気が悪いし働きにくいです。
とにかくピリピリしているし、緊張感で常に心がはりつめていて皆が疲弊してきていました。
そこで、このままでは仕事にならないので、出来るだけコミュニケーションが取れるようにしようと提案がありました。
辛い状況だからこそ協力する必要があると。
その通りだと思います。
方法としては、
- 声に抑揚をつけること
- ホワイトボードに必要事項を書いて伝える
などの対策をとっています。
簡単なことですぐ実践できますし、やるとやらないでは職場のコミュニケーションや雰囲気アップに大きな差が出るような気がします。
やはり、直接のコミュニケーションは抵抗があるとも思うので間接的にコミュニケーションを取る方法を取りました。
そして、患者さんの処置をした後は必ず腕まで石鹸で丁寧に洗い消毒をすることを普段より徹底しています。
患者さんの中に少しでも怪しい症状の人がいると思ったら、直ちに同僚たちと情報を共有するようにしています。
もうひとつ良かった対策としては、机や椅子をアルコール消毒することをこまめに行っていることです。
(完全にいいかどうかはわかりませんが、消毒をすることで周りに安心感を与えられるし、こちらも気持ちが少し楽になります)
そして、免疫力をあげるということで定時での帰宅や無理のない範囲での仕事をすることを徹底しています。
そして、毎日みんなで体調の管理をして客観的におかしいことや違いがあれば共有するようにしています。
そして、私たちの病院では時間差出勤をして、また集団行動を控えるようにしています。
これをすることで、人が集まることを防げるので新型コロナウイルスにかかるリスクを、少しでも軽減できるのではないかと思います。
辛いとかだからこそ、みんなで協力して戦っていきたいと思います。
大変な時期ですが病院での診療と受け入れをしっかりサポートできる職場作りを心がけています。