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インフルエンザ予防接種を受けるか受けないか 結局どっちがいい?

      2016/09/28

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インフルエンザは毎年必ず流行する感染症です。

高熱、倦怠感、悪寒、身体の痛みなど風邪よりも急激に起こるつらい全身の症状が特徴です。

早い年では10月ごろから流行が始まり、ピークは12月から翌年の3月まで大量の感染者を出す厄介な病気ですね。

このインフルエンザ、毎年予防接種を受けても必ずかかるという人も多いのです。

費用もかかるし、痛い注射は肉体的にも心理的にも負担です。

インフルの予防接種を受けたのにかかるなら受けなくても良いのではないかという考えもあるでしょう。

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インフル予防接種を受けたのにかかるのは珍しくない

「インフルの予防接種って受けても毎年かかるんだよね」という人が結構いませんか?

また、予防接種を受けたにもかかわらず、A型、B型の両方ともにかかり、1シーズンにに2回もインフルに苦しんだという例も珍しくありません。

インフルエンザの予防接種にはそもそも「インフルエンザの感染を予防する効果はない」ことが明らかになっています。

インフルエンザの予防接種はワクチンを打った人の体内にインフルエンザのウイルスと闘う抗体を作るために行ないます。

このワクチンは毎年の流行されるインフルのタイプの「予想」に合わせて製造されるものでもちろん当たりはずれもあります。

また、インフルエンザの感染とは鼻や口の粘膜から入ったウイルスが体内で増殖することです。

インフルエンザの予防接種ワクチンにはこの感染を防ぐ効果はありません。

感染して発症する、順調に回復する、重症化するなどは個人の体質や体調などによるところが大きく関係します。

インフルに感染して発症すれば「予防接種が効かない」ということになるでしょう。

大切なのはインフルエンザの予防接種の目的は「発症をある程度抑えることと重症化を防ぐ効果」を得ることだということです。

ただし、これも100%ではありません(実際100%には遠い数値です)。

インフル予防接種を受けたのにかかるということは全く珍しいことではないのです。

インフル予防接種の効果はどうなのか

実際にインフルエンザ予防接種の効果について医学研究チームの報告ではこのような発表があります。

  • 65歳以上の健常な高齢者・・・約45%の発症を抑え、約80%の死亡リスクを阻止
  • 0歳から16歳・・・1回接種で65%、2回接種で85%の発症を予防
  • 16歳から64歳・・・1回接種で55%、2回接種で82%の発症を予防
  • 乳幼児・・・約20%~50%の発症を予防

私自身や周囲の接種した人のインフル発症率から考えると、この数字はやや予防接種の効果結果が実際より高く出ているように感じます。

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しかし、ある程度の発症や重症化を予防できることは間違いないようです。

ただ、インフルの予防接種は乳幼児ではそれほどの効果が期待できません

これは乳幼児の免疫機能がまだ十分に発達していないからです。

乳幼児のインフルエンザ予防は、正しい生活習慣、人ごみへの外出を控える、大人の手洗いやうがいなど、周りの大人たちの気配りこそが最大の予防となります。

インフルエンザ予防接種は100%では決してありませんが、発症と重症化を抑える一定の効果があると言うことがわかりました。

インフル予防接種は受けるか受けないかどっち?

ここまで見てくると、インフルエンザの予防接種は任意ですし、受けるか受けないかは自分がどう考えるかと言うことになります。

インフルエンザの予防接種にかかる費用も自治体によって違いますが、だいたい1回の接種が3000円くらいです。

たとえば4人家族が全員2回の予防接種を受けると、2万円以上の出費になってしまいます。

インフルエンザワクチンは5か月間ほどの有効期間しかない、毎年受けなければならない、効果が100%でない予防接種です。

健康な人であればインフルエンザを発症しても長くて1週間もあれば回復します。

これに、1人何千円もかけて病人の集まる病院へ2回子どもを連れて行き、痛い注射をするくらいなら打たなくても良いと考えるのも一案です。

普段からインフルエンザに感染しても発症したり重症化しない健康な体づくりをすることが予防接種のかわりにもなるでしょう。

一方、高齢であったり若くても何らかの疾患がある、または受験期や仕事の繁忙期が冬にある人は違います。

自分や子どもがインフルエンザにはかかるリスクを少しでも減らしたいと考えるなら予防接種を受けるという考え方もあるでしょう。

冬になると毎日インフルエンザの恐怖におびえながら暮らすより、何千円か払って安心を買うという考えも良いと思います。

インフルエンザのウイルスは変異しながら流行を繰り返していますので、予防接種を受ければ絶対にかからない(発症しない)ということは不可能です。

ご自分や家族のおかれている環境や生活パターン、体質、体調などを考えながら、予防接種を受けるか受けないかを判断するのが良いでしょう。

去年は受けなかったけど今年の冬は仕事を何日も休むのは絶対避けたいからインフルの予防接種を受けよう。

インフルの予防接種は今年は受けなくても良いけど来年は家族に受験生がいるから受けておこう、などのようにご自分の生活環境に合わせて選んでくださいね。

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