子どもが発熱 冷やすのを嫌がる時に成功したアイデアは?
2017/07/15
お子さんが熱が出た時にちゃんと冷やしてあげられますか?
私は子どもが2人とも冷やすのを嫌がる=発熱時も冷やせない子だったので発熱時はいつも困っていました。
赤ちゃんの時から子どもたちは冷えピタもアイスノンも氷枕も全くダメ。
そんな発熱時に冷やすのを嫌がる子たちをなんとか冷やそうとして成功したアイデアをご紹介します。
子どもの熱 冷やすか温めるか?
まず、「子どもが発熱したら体を冷やすか冷やさないか?」という疑問についてです。
発熱したら身体を冷やすか温めるかはもちろん、病院へ行くタイミングなども迷いました。
これについてはこちらに書きました。
発熱時に体を冷やすか冷やさないかは
- 悪寒や震えの有無
- 手足の温度
を見ながら、体を温めるのと冷やすのではどちらが良いか判断することになります。
ただし熱中症の発熱は必ず体を冷やすのが大原則です。
いずれにしてもほっぺも真っ赤、体がポカポカと湯気が出そうなほど熱くなっている子は当然体を冷やしてあげたいですよね。
ですがうちの子たちはおでこに冷えピタを貼っても「前が見えない!」(→嘘です、絶対見えてます。言い訳です)と言ってすぐはがしてしまいます。
アイスノン・保冷剤は「冷たくてヤダー!」と触ろうともしませんでした。
氷枕を布団に置いても「ここ冷たいからヤダー!」とわざわざ冷えていない布団の部分で寝る始末。
周りのお子さんのいるママたちに聞いても「うちもー!絶対冷やすの嫌がるよね~」と困っている人が多かったです。
そんな熱を下げるために体を冷やすのを嫌がる子どもたちに成功した2つの対策がありました。
発熱時に冷やす場所は「首の後ろ、脇の下、足の付け根」が効果的です。
発熱したら脇の下に保冷剤
保冷剤は子どもなら小さいサイズでも大丈夫です。
ケーキやさんやスーパーで保冷剤をもらったら万一に備えて冷凍庫にストックしておきましょう。
子どもの脇を冷やすグッズの作り方
保冷剤をストッキングに入れたものを結んで巻きつけるだけです。簡単!
ストッキングは伸縮性に富んでいるのでかなりゆるーく巻きつけておけるのが解放感もあって良かったようです。
夏のお弁当冷却対策に好きなキャラクターの保冷剤を100円ショップで買っておいたのもラッキーでした。
好きなキャラクターの保冷剤をストッキングに入れて脇の下にあたるように巻きつけます。
「ここに○○レッドいるね♪」
「プリンセス○○がAちゃんのお熱下げようとしてるよ♪」
と上手に子どもの気分をのせます。
最初は嫌がっているもののお気に入りのヒーローやヒロインがそばにいるのは嬉しいようでこれは嫌がりませんでした。
首に巻きつけるのは首が締まる危険を考えてやめ、鼠蹊部(足の付け根)は足が動かせなくてあまりに嫌がるのでやめました。
うちは動きを妨げられるのを嫌がって使えませんでしたが、スパッツやズボンに小さな保冷剤を入れて冷やす方法もあるみたいです。
というわけで保冷剤をストッキングに入れて両脇の下に固定し、締め付けないように背中の方で巻きつける方法は成功です。
とくにそれほどまだ動きがない赤ちゃんや、じっとテレビを見ていられるくらいの小さいお子さんには有効だと思います。
うさぎのぬいぐるみで再現してみました。
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子どもの熱 氷枕は嫌がるけど
あまりにぐったりしている子であればできないでしょうが、熱は高いけどまあ元気で機嫌も良い!という場合に使った方法です。
プラスチックの容器(タッパーでも麦茶ポットでも)に氷を3分の2くらい入れます。
それをタオルにくるんで首の後ろや頭の部分にあてて寝かせます。
「これがどんどんお水になってくるよ。お水がたくさんできたらAちゃんの優勝♪」
と、氷を溶かすゲームと言う体裁にして、なるべく長い時間からだを冷やさせます。
寝ていられない子は氷の入った容器を抱っこさせても良いと思います。
ただ熱がある時でもお腹を冷やすのはNGなので、太ももや胸のあたりにそっと抱っこするくらいが良いと思います。
余裕があれば「ママと勝負ね」と言いながら自分にも氷の入った容器を用意してください。
パパ・ママが「氷溶かしゲーム」に参戦すると子どもは負けないぞ!と体の色々な部分に氷の容器をあてて長く持ってくれましたよ。
いま考えると容器は水を入れたペットボトルを凍らせたものでも良かったと思います。
お試しくださいませ。
子どもの発熱にはまず水分補給
子どもが発熱時に体を冷やすのを嫌がった時、たまたまうちではこの2例はうまく行きました。
たぶん皆さんのお家にも違うアイデアができてくると思いますのでいろいろ試してみてくださいね。
また、病院の先生に「おでこを冷やすのは熱を下げる効果はほとんどないけど気持ちよさそうなら冷やしてね」と言われました。
それと同時に「冷やすのを嫌がってあまりに泣く、暴れるようだとお子さんが体力を消耗するから無理に冷やさなくていいよ」とも。
発熱したら冷やすことよりもこまめな水分補給のほうが大事!ということでした。
冷やすのを嫌がる子を無理に冷やそうと、あまり泣かせたりして脱水してしまわないようにすることに気をつけたほうが良さそうですね。
ムリに冷やさずとも、眠ったあとにタオルで保冷剤や氷枕を巻いたものをそっと首の後ろから頭にかけて置いておくのもおすすめです。
お子さんのお熱が早く下がって元気いっぱいになりますように。
解熱後、お家に保冷剤が余っていたら保冷剤の意外な活用アイデアもどうぞ。
ご参考になれば幸いです。