実家へ帰省のお礼はどうする 義理の両親へ書くお礼の手紙文例も
2017/01/02

お正月やお盆に夫の実家へ帰省してお世話になるけどお礼のお金や品物は必要?
帰省後に書くお礼状の文例はある?
そんな素朴な疑問はありませんか?
滞在でお世話になった感謝をどのように伝えるのが良いでしょうか?
なかなか今まで改まって滞在中のお礼を手紙に書いたことがない方も簡単に感謝の気持ちを手紙にしてみましょう。
帰省のお土産はマナーのひとつ
お正月やお盆などには夫婦どちらかのご実家に帰省するというご家庭も多いことでしょう。
日帰りなら気にならないけど何日か続けて泊まる場合は滞在のお礼についても考えますね。
特に義理の実家へお世話になる時はある程度の気配りが求められます。
お礼の品や滞在費を渡すかも、普段からの関係やその家のしきたり、滞在日数によって変ってくるでしょう。
どのような場合でも変わらない基本的なマナーは、
- 到着したらすぐ挨拶をして手土産を渡す
- 滞在を終え挨拶して帰宅したらまず電話
- 電話で無事到着と滞在中のお礼を述べる
- その後にすぐお礼状を出す
ことです。
たいていは滞在のお礼となるのは帰省時に持っていく手土産です。
滞在費としてお金を渡すのは守るべきマナーということではありません。
帰省の際の手土産はお菓子やお酒、日持ちのするお惣菜、両親の好物などが多く選ばれます。
帰省時の手土産にかける一般的な相場は3000~5000円くらいです。
義理のご実家が喜んでくれるものであれば堅苦しく考えずに心を込めて選べば良いでしょう。
のしの上書きには「ご挨拶」や「お土産」と書きます。
お家に同居している甥や姪いる場合は、子どもさんへ別に小さなプレゼントを用意するなども喜ばれます。
お盆玉という最近広がってきたお年玉の夏バージョンがあります。
しかし、このお盆玉の習慣は一度始めてしまうとなかなかやめたり減らしたりが難しいものです。
親戚とのバランスやご家庭でのお話し合いで決めるのが良いでしょう。
帰省のマナーとして滞在費は必要?
滞在中のお礼として滞在費を渡すのは守らなくてはならないマナーではありません。
ただ人数の多い家族で連泊してお世話になったり、義兄弟が普段から両親の面倒をみてくれているなどというお家もあります。
その場合にはには自分たちの滞在費、食費として帰る前にお礼としてお金を包んで渡すこともあります。
ただし、現金を渡すのが失礼ととられることもあるので、義理の父母や兄弟の性格やその他の滞在者との兼ね合いにも注意しましょう。
他の兄弟は包まないのに自分たちだけが滞在費としてお礼のお金を包むのはバランスが良くありません。
ご夫婦で良く相談しておいてください。
またお金を包む場合も滞在費などと言わず、「私たちの滞在中の食費の足しにしていただけますか?」という言葉で封筒に入れて渡します。
滞在費の表書きはいりません。
相手が受け取りやすい帰る直前に渡すのが良いタイミングです。
滞在費となる相場は3000~5000円/1泊と考えるのが一般的なようです。
お金を渡すのが差し出がましく感じる方は現金ではなくギフト券などで贈るのもひとつのアイデアです。
滞在のお礼にお金やギフト券なども渡しにくい、受け取ってもらえないというようなこともありますね。
その時は滞在期間中に1度くらい外食に出かけて全員へ美味しいお料理をごちそうするのも良いでしょう。
帰省のお礼状の文例はこちら
では義理のご両親へ滞在中のお礼を述べるお礼状を書いてみましょう。
- 滞在中にお世話になったこと
- 良い思い出ができたこと
- 無事に帰宅してまた普段通りの元気な生活をしていること
- 再会を楽しみにしていること
- 健康を祈る言葉
などをしたためます。
帰省のお礼状文例
まだ暑さが厳しい日が続いておりますがお変わりありませんか?
お盆休みは大変お世話になりました。
毎日私どもを温かくもてなしてくださり感謝しております。
○○(子ども)は東京ではなかなかできない畑仕事のお手伝いや田んぼでの虫捕りにとても満足していました。
絵日記にはXX地方の美しい緑の景色と、日焼けして楽しそうに田舎で遊ぶ○○の姿がいきいきと描かれています。
こちらへ戻ってきてからもXX地方の自然の美しさ、そしておじいちゃん、おばあちゃんに優しく可愛がってもらったことの思い出話が尽きることがありません。
5日間の滞在中はお世話になり、たくさんの素晴らしい思い出ができました。
本当にありがとうございました。
○○は新学期の準備、Aさん(夫)は夜までお仕事という通常の生活に戻りましたが皆元気にしております。
またお正月にはお世話になることと存じます。
お目にかかれるのを楽しみにしております。
お父様、お母様もどうぞお体大切になさりお元気でお過ごしくださいませ。
※お子さんがいらっしゃらないご家庭はご自分の滞在中の思い出や感謝などを伝えてください。
帰省を楽しみにする
義理のご実家への帰省は自分の実家とは違い、気を遣ったりマナーもわからないことばかりでお疲れという方も多いですね。
普段の生活マナーや帰省のお土産や滞在費、そしてお礼の電話や手紙などのマナーさえしっかりしてれば難しいことはありません。
ふつうのマナーさえきちんとしていれば義理のご実家であなたの印象は確実にアップしますので過度に心配しないでくださいね。
あまりかたく考えず、その何日間は楽しみに過ごせるようにしましょう。
一緒に読まれている記事