義理の両親への手紙書き方 お礼や結婚記念日のお祝いの手紙を簡単に
2017/01/23
自分の親であれば言葉ですぐに伝えられる気持ちも義理の両親だと難しいことがありますね。
手紙の書き方がわからず、ついついお祝いやお礼を伝えそびれてしまうことも。
それではとてももったいないと思いませんか?
贈り物をいただいた時のお礼や結婚記念日のお祝いなどををスラスラと一枚の手紙に書いて送ってみましょう。
お嫁さん(お婿さん)の印象が確実にアップしますし、文章で伝える気持ちはこれからのコミュニケ―ションをスムーズにしてくれますよ。
義両親からいただいたお祝いへのお礼
義理のご両親から何かとお祝い金やお品をいただくこともあります。
その際にはどのようにそのお祝いを役立てているか、たとえば居間に飾って家族で楽しんでいる、またはいただいたお金で何を購入したかなどを伝えると喜ばれるでしょう。
義理の両親からのお祝いへのお礼手紙文例
拝啓
春光うららかな今日このごろ、お父様とお母様もお変わりなくお元気でお過ごしのことと存じます。
さて、先日は○○(お子さん)の初節句(入園・入学)に際しまして立派な五月人形(ランドセル・ご丁寧なお祝いのお品)をいただきまして、誠にありがとうございました。
私どもではこのように素晴らしいお品を選ぶことはできませんでしたので、お心遣いに感謝いたします。
○○もたいそう気に入っており、いつも誇らしそうな顔で新しい五月人形を見つめております。
輝くように美しい五月人形を和室に飾り、家族全員で目と心を楽しませていただきます。
お正月には一段と大きくなりました○○を連れてまたご挨拶におうかがいします。
お父様とお母様もお体大切にどうぞお元気でお過ごしくださいませ。
五月人形と一緒に撮影した嬉しそうな○○の写真を同封いたしました。
素晴らしいお品を本当にどうもありがとうございました。
敬具
金品のお祝いをいただいたらまず電話でお礼を述べることで無事に受け取ったことをお伝えして安心していただきましょう。
電話のかけ方はこちら>>贈り物へのお礼の電話のかけ方
その後すぐにこのようなシンプルながらも感謝のの気持ちと喜びが伝わるような手紙を書くことでとても良いマナーになります。
いただいた品やいただいたお金で購入した品とともに撮影した写真を同封することでさらにお祝いの品が喜ばれている様子がイメージしやすくなります。
ご両親への手紙とともに写真を1枚同封できると良いでしょう。
いただきものへの御礼の手紙
義理のご実家から美味しい名産品や野菜などが送られてくることがありませんか?
美味しい頂きものへのお礼がきちんと伝えられるとお互いに気持ちよくコミュニケーションができますよ。
お祝いの金品と同様にまずは無事に品物を受け取った旨とお礼を電話で述べて、お礼状を出します。
できれば味見をして「美味しかったです」などと伝えられると良いですね。
もしその日のうちに開封が難しいようなら、包装を外して外観を確認し「美味しそうですね。皆で明日いただくのを楽しみにしているところです」などと伝えると良いでしょう。
義理の両親からのいただきものへの御礼手紙文例
拝啓
寒さ(暑さ)が厳しい日が続きますが、お父様とお母様はお変わりなくお元気でお過ごしでしょうか?
このたびはXX地方名産の△△(お菓子、畑でとれたお野菜など品物の名称)をお送りいただき誠にありがとうございます。
XX地方(ご実家のある県名など)の△△は実に味が良くて美味しさが忘れられないほどでしたので、このようにたくさん頂戴し、皆で大喜びしております。
○○さん(夫の名)は故郷の懐かしい味を楽しみながら嬉しそうに味わっています。
私とA太(お子さんの名)はおじいちゃんとおばあちゃんのお家にまた行こうねと話しながらそちらのご様子を思い浮かべながらいただいているところです。
一家団欒のテーブルがにぎやかになり嬉しい限りです。
本当にありがとうございました。
またお正月(お盆休み)にはご挨拶にうかがいます。
時節柄、お父様とお母様もどうぞご自愛のほどお祈りいたします。
敬具
手紙とともになにかお返しに贈り物をするときは「心ばかりの品をお送りいたします」などと付け加えると良いでしょう。
頂いたものへの「お礼に」「お返しに」というような言葉は使わないほうが相手に気を遣わせずにすみます。
「最近評判の~をお父様とお母様にも召し上がっていただきたく」等というように、頂き物のお返しやお礼ではない贈り物であることを書きましょう。
義理の両親の結婚記念日を祝う文例
毎年の結婚記念日は本来夫婦の間の祝い事です。
しかし最近は子どもや家族全員が集まって食事会やプレゼントなどのお祝いすることも多くなりました。
結婚記念日には年ごとに「~婚式」という名前がついています。
義理の両親の結婚記念日を祝うなら、
- 25年目 銀婚式
- 30年目 真珠婚式
- 35年目 珊瑚婚式・翡翠婚式
- 40年目 ルビー婚式
- 45年目 サファイア婚式
- 50年目 金婚式
- 55年目 エメラルド婚式
- 60年目 ダイヤモンド婚式
あたりになるでしょう。
この中でも銀婚式、金婚式は特別なお祝いをする結婚記念日とされています。
ご参考までにお伝えすると結婚記念日のお祝いにはお祝い金や、記念日の名前にちなんだ宝石のついたもの、ペアグッズをプレゼントする風潮が広まっています。
ご夫婦の名入れをしたペアグッズは結婚記念日の贈り物には最適です。
金婚式のお祝いの手紙文例
拝啓
○○の花が美しく咲く季節となりました。
お父様とお母様におかれましてはお元気でお過ごしのことと存じます。
さて、このたびお父様とお母様は金婚式をお迎えになるとのこと、心よりお祝い申し上げます。
一口に結婚50年と申しましても、その長い間にはお二人にしかわからないさまざまなことがおありだったことと存じます。
いつも助け合い、笑顔でいらっしゃるお父様とお母様のような仲の良い夫婦に私どももなれるよう、絆をしっかり深めていく所存です。
本日は別便にてお祝いのお品をお送りしました。
お二人にお使いいただけるようXXさん(夫の名)と私でお選び申し上げた品ですのでなにとぞお納めくださいませ。
△月にはご挨拶とお祝いにおうかがいいたします。
お目にかかれるのを楽しみにしております。
くれぐれもお体大切にお過ごしくださいませ。
敬具
お子さんがいらっしゃるご家庭ならおじいちゃんとおばあちゃんに簡単なお祝いメッセージや似顔絵をお送りすると喜ばれます。
まとめ
義理のご両親だからと言って固く考えずに素直に感謝やお祝いの気持ちを手紙にしたためましょう。
お礼の例文をひとつパターンとして覚えておくと手紙を書くことへの苦手意識がなくなります。
慣れれば数分でさっと感謝の気持ちを伝える良い手紙が書けますので頑張ってくださいね。
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