七五三のお祝いの金額 姪や甥へはいくら?七五三が兄弟一緒なら?
2016/09/27
姪っ子さんや甥っ子さんの七五三、おめでとうございます。
慶事にはきちんと気持ちを込めてお祝い金を包んであげたいですね。
でも、叔父(伯父))や叔母(伯母)からはいくらくらい包むと良いでしょうか?
マナー本にもXX円~○○円と書いてあり、具体的にいくらにしたら良いのか迷ってしまいますね。
このご祝儀についての迷いや、七五三が兄弟一緒ならお祝い金額はいくら?などのお悩み解決お手伝いします!
七五三のお祝いの包み方は?
七五三のお祝いは子どもの成長を祝う行事のひとつです。
毎年11月15日前後に神社へ参拝して子供の成長を感謝し、さらなる健やかな成長を祈願します。
地域によって違いがあるものの、女の子は3歳と7歳、男の子は5歳でお祝いするのが一般的です。
お祝いを包むご祝儀袋は「のし付き、赤白蝶結び」のものを使います。
表書きは各年齢ごとのお祝い表書きがあります。
- 3歳の男女・・・「賀御髪置」「御髪置御祝」
- 5歳の男の子・・・「賀御袴着」「御袴着御祝」
- 7歳の女の子・・・「賀御帯解」「御帯解御祝」
どの年齢のお子さんのお祝いにも使える表書きは、
何歳でも・・・「祝七五三」「七五三御祝」「御祝」です。
お祝いは濃い墨で表書きをして包み、さらに封筒に入れて送ります。
お金はしわのない新札を包むのがマナーとなっています。
お祝いは11月15日の七五三の日より前に到着するように早めに用意しておきましょう。
姪っ子さんや甥っ子さんご家族が近所に住んでいたり、10月中旬頃~11月のお参りまでに会う機会があるなら手渡しが良いでしょう。
もしお祝いをお子さん本人に会って渡す場合は「七五三おめでとう」と書いても良いですね。
お子さんもまだ幼いので、親御さんにお祝いをお子さんに直接渡して良いかたずねてから渡すのがベターです。
七五三のお祝いはいくら?
では七五三のお祝い金額の相場を見てみましょう。
このお祝いの金額からおじやおばがいくら位のお祝いを包むのが良いか考えられます。
七五三のお祝い金額相場
- 祖父母から・・・1万円~数万円
- 親戚・・・5000円~1万円
- 知人・・・3000円~5000円
*祖父母の場合、衣装の費用を負担する、贈り物をするなどの兼ね合いもあるので金額はさまざまです。
10万円以上という場合もあります。
さて、姪っ子さんや甥っ子さんに差し上げるお祝い金の相場に当てはまるのは「親戚:5000円~1万円」の部分ですね。
でもこれでは「5000円と1万円ではずいぶん違うんじゃないの?一体どっち?」と頭を悩ませてしまうこともありそうですね。
お祝い金額の決め方
おじやおばからのお祝い金額は5000円~1万円ということがわかりました。
では5000円か1万円かで迷ったらどうするのが良いでしょうか?
間をとってお祝いは7500円にしよう!ということにはしませんので、5000円か1万円か迷った時の解決法を考えましょう。
親にたずねる
この場合はお祝いされるお子さんの親御さん、つまりご兄弟姉妹ではなくご自分の親御さんです。
親御さんなら長年の親戚づきあいなどのやりとりの中から、うちはだいたい慶事はこれくらいのお祝いで、という経験からの知識があります。
七五三のお祝いで親族からならこれくらいという相場のアドバイスをいただけるでしょう。
現在の自分の状況から決める
叔父や叔母、伯父や伯母であってもまだ年齢が若い、または現在は生活が現在安定していないなどの状況もあるでしょう。
自分にあまり無理のない、相手にも気を遣わせない金額として考えるなら5000円が良いと言えます。
お年玉との兼ね合いで考える
もう七五三のお祝いが終わると1ヶ月半後にはお正月がやってきます。
そこでお年玉を渡す間柄であれば、お年玉の金額も考えに入れても良いかもしれません。
例えばできれば1万円包みたいけど、次のお正月からお年玉の額をあげようと考えていればお祝いは5000円でも良いと思います。
それでも迷ったら
お祝いの金額を5000円と1万円のどちらにするかどうしても迷ったら「1万円」にすることをおすすめします。
何と言ってもお祝い事ですからどーんと奮発してあげたほうが喜ばれますし、自分も気持ちが良いものです。
可愛いお子さんの成長祝いですから、とても良い生きたお金のまわり方だと思います。
七五三が兄弟一緒なら?
七五三のお参りやお祝いを兄弟姉妹で一緒にするご家庭もとても多くあります。
兄弟姉妹がまったくの2歳違いではなくても、1人が満年齢、もう1人が数え年で合わせて一度にお祝いするということも。
また双子、三つ子さんなどは、ほぼ間違いなく同年に七五三のお祝いをなさるでしょう。
この兄弟姉妹が一緒の場合の七五三お祝いの金額の相場はどのように考えると良いでしょうか?
お2人以上のきょうだいが一緒の場合の七五三お祝いは「人数分」です。
例えば姪っ子7歳、甥っ子5歳のように姉弟が同年に祝う時は、1人5000円のお祝いを包む場合、
5000円×2人=10,000円のように二人分
また、姪っ子7歳、甥っ子5歳、姪っ子3歳というように3人のきょうだいなら、
5000円×3人=15,000円のように三人分
となります。
そして、お祝いの包み方です。
こちらはまとめて合計金額にあたる10,000円や15,000円を1封の封筒に入れないほうがスマートです。
お子さん一人一人の成長を祝ってあげるという気持ちを伝える意味も含めてきちんとご祝儀袋は人数分用意したほうが良いですよ。
お祝いされるお子さんたちそれぞれにご祝儀袋を用意してあげてください。
ご祝儀袋がそれぞれのお子さんにあればこの複数のご祝儀袋を郵送する時には1封の封筒にまとめても良いでしょう。
七五三のお祝いは身内から
もともと七五三はそれぞれのご家庭が子供の成長を身内でお祝いをしていた行事です。
姪っ子さんや甥っ子さんへは身内として最高のお祝いをしてあげてくださいね。
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思い出に残る七五三のお祝いになりますように!