七五三での兄弟の服装 赤ちゃんの服装は 姉妹で着物は?
2016/09/27
七五三おめでとうございます。
きっとお祝いされる主役のお子さんは華やかな衣装に身を包み大喜びですね。
さて、七五三を迎えられるお子さんとともにお兄ちゃん、お姉ちゃん、小さな弟さん、妹さんもお参りや写真館にいらっしゃるご家庭も多いでしょう。
七五三に付き添いする上の子、下の子となる兄弟姉妹はどんな服が良いでしょうか?
そしてまだ小さい弟妹さんが赤ちゃんなら何を着せてあげるとお祝いのシーンにふさわしいでしょう?
七五三付き添いの男の子の服装は?
七五三お参りやお祝いに一緒に行くご兄弟にも服装のポイントがあります。
それは清潔で神様に敬意を示す服装であること。
普段着ているようなジーンズやカジュアルな服装は避けたほうが良いですが、完璧に正装礼装をする必要はありません。
男の子さんなら、シャツに黒やグレー、紺のズボンで十分です。
きっと寒いでしょうから持っていればジャケット、なければ落ち着いたデザインのカーディガンなどを着ることもOKです。
もし、お兄ちゃんや弟さんが制服のある学校や幼稚園に在学・在園中であれば
制服がおすすめ
です!
制服は学生と園児には正装ですから、間違いのない最高の礼服になりますよ。
パリッとアイロンしてきれいなシャツに、きちんと模範的な制服の着方をしていればそれが一番良い服装です。
スーツをお持ちならスーツ姿でも良いですが、主役のお子さんより目立たない控えめなものにしてくださいね。
七五三をお祝いされる主役のお子さんが一番の礼装か、見た目にそのお子さんがその日の主役とわかるか?と考えながらご兄弟の服装選びをすると良いと思います。
ご兄弟の服装は、
- 制服があれば制服で正装
- シャツとズボンと清潔なソックス
などで、きちんとした感じがあればOKです。
とにかく派手でカジュアル過ぎる服装にならないようにすること、スーツでも着物でも主役より控えめな服装をすることがポイントです。
七五三付き添いの女の子の服装は?
七五三お祝いに一緒に行くお姉ちゃんや妹さん、可愛くしてお出かけしたいですね。
さて、こちらの七五三付き添いになるご姉妹の服装にもポイントがあります。
女の子だから着飾って可愛くして同行したいというご姉妹のいるご家庭もたくさんあります。
もちろんおしゃれしておでかけしていただきたいのですが、ある程度のルールやマナーを守った服装が大切ですね。
基本は付き添いの兄弟と同じく、カジュアルではないきちんとした感じがある神様に敬意を払う清楚な服装をすることです。
男の子の兄弟と同じように普段着や派手な格好はお参りにはふさわしくありません。
そして七五三お祝いの主役より華やかで目立つ服装、格が上となる服装はNGです。
稀な例でしょうが、お祝いされるお子さんがワンピースなのに、仕立てた着物を着たいお姉ちゃんが振袖などはマナーとして良くありません。
お祝いされるお子さんより控えめで清楚、そして少しフォーマル感のある服にしてくださいね。
シックな黒や白、紺がベースのワンピース
ブラウスにスカート
エナメルの靴
などは清々しくフォーマルな場所での女の子をとても綺麗に見せてくれます。
おしゃれをしたいならこの日はパールのネックレスやレースのソックス、ナチュラルなメイクなどをしてあげるとスペシャルな感じがでて喜んでくれます。
また、男の子の場合と同じく、女の子も制服があれば制服が一番間違いのない正装になります。
スカート丈やブレザーのボタンなど、その日は学校や幼稚園の制服を規範通りに綺麗に着こなして、バッチリ正装してください。
また、お祝いではないけれども上の子と下の子が一緒に着物を着たいという姉妹もいらっしゃいます。
もちろんお2人とも和装でも素敵です。
ですが本来は、お祝いされるお子さんより目立たないことが七五三での兄弟姉妹の服装マナーですので、主役よりは抑え目な格や柄の着物が望ましいですね。
おそろいで着せたい!ということなら「同格」ということでセーフかと思いますし、これはご家庭の考え方次第です。
お祝いの妹さんのほうがヘアメイクがバッチリで、お姉ちゃんは同じ着物だけどヘアメイクは抑え目にするなどにするようにすればOKではないでしょうか?
付き添いの方のポイントとして洋服でも和服の場合も、兄弟姉妹はお祝いされるお子さんよりは目立たないようにしてあげてくださいね。
お参りも写真撮影も七五三のお子さんがどんな時も主役とわかることだけは守ってあげてください。
後でお参りのやスタジオで撮った家族写真を見た時に主役のお子さんが「自分のお祝いをしてもらったんだな」と嬉しくなるような服装でご家族は同行しましょう。
七五三付き添いの赤ちゃんの服装は?
赤ちゃんがお兄ちゃんやお姉ちゃんのお祝いに一緒にいらっしゃる姿は本当に可愛いものです。
スリングや抱っこひもでお母さんと一緒にいる赤ちゃんなら楽なロンパースで十分です。
無理にシャツやズボンをはかせたり、もう少し月齢。年齢が上の幼児さんのよそ行き風の服を着せると慣れない不快さでぐずったりしてもかわいそうですしね。
普段から着慣れている赤ちゃんの服に上から綺麗な色のブランケットやケープで包んであげるだけでも立派なフォーマルの装いにみえますよ。
月齢が上がって洋服を嫌がらずに着られるくらいになった乳幼児であれば
- ドレス風デザインのロンパース
- スーツ風デザインのロンパース
- シャツとズボン
- ワンピース
- ドレス
- ケープ
- レース付きなどフォーマルな靴下
など、無理のない範囲で可愛く礼装してみるのもおすすめです。
赤ちゃん~幼児はすぐに大きくなりますし、一度きりの本格的なフォーマル服を揃える必要はないと思います。
発表会、クリスマス会やパーティーなどにおよばれした時も着られるくらいの少しきちんとしたお洋服は色々と便利です。
ですので1枚、普段着よりはおしゃれでセミフォーマル程度の洋服をご用意なさると良いかもしれませんね。
ちょっと普段着っぽいからもうすこし礼装感を出したい・・・と感じた時用にフォーマルにも使えるケープは1枚あると便利です。
ケープは生まれて間もない赤ちゃんから自分が七五三のお祝いをする5歳頃まで使えて、色々な場面でヘビロテできるのでおすすめですよ。
七五三での兄弟の靴は綺麗なものを
さて、七五三のお祝いに一緒に行かれる兄弟姉妹の装いについてご参考になりましたでしょうか?
神社へのお参りは「神様へ失礼のない服装」というルールが守れていればOKです。
そして意外と見落としがちなのがご兄弟の履く靴です。
特に写真撮影の時には足元まで写ることになりますので、お参りも撮影も清潔できれいな靴でお祝いにいらしてくださいね。
フォーマルな革靴や新品でなくても普段履いている運動靴をきれいに洗って汚れを落とした状態で。
またはお持ち靴の中からシンプルなデザインで新しめのものを選んで履くので良いと思います。
ご祈祷をお願いしているなら、神社によってはご兄弟でも拝殿内に通されることも考えて靴下の着用はお忘れなく。
また可愛いお子さんの七五三の次には十三参りもお祝いしてあげてはいかがでしょうか?
思い出に残る素晴らしい七五三お祝いになりますように!