発表会や展覧会に招待されたらお祝いやお礼状はどうする？

ピアノやバレエ、ダンス、日舞の発表会、そして絵画や書道の展覧会などにご招待を受けることがありませんか？

招待チケットをいただくこともあるでしょう。

また、当日は発表会や展覧会のお祝いやご招待のお礼に何か包んで持っていくのがマナー？

お祝いの花束やプレゼントはいつ渡せば良いのか、お祝い金を包むならいくら？

そんな疑問にお答えします。

　　

発表会のお祝いの金額は？

発表会や展覧会にご招待されたら、一番のお祝いと招待へのお礼は晴れ舞台である発表や展示を観に行くことです。

招待した側は、日頃の練習の成果を招待客に見ていただきたくて「来てください」と誘ってくれているのです。

ご招待いただいたら直接会場へ足を運んで応援し、鑑賞させていただくことだけで十分なお祝いとお礼となります。

そして招待する側の人にとっては、

この2つが一番嬉しいものです。

発表や作品への感想（具体的な褒め言葉）とご招待へのお礼は必ずお伝えするようにしてください。

また、発表会や展覧会の招待チケットや入場券を頂いた場合のお祝いはどうすると良いでしょうか？

有料のチケットをいただいた場合は、そのチケットの値段に少々プラスした金額を包むか、相当の花束やお祝い品を贈るのが一般的です。

目安としてはチケットが2000円なら3000円くらい、8000円なら1万円くらいが良いでしょう。

ステージや道具などのセッティングにもお金がかかるような発表会や伝統的な日舞の発表会ではではこのご祝儀を包むのは暗黙のマナーとなっています。

お祝い金を贈る場合は紅白蝶結びのご祝儀袋に包み、表書きは「御祝」としてお渡しします。

入場料がかからないような発表会では相手が受け取りやすいあまり高額ではないお花やお菓子などをお祝いとして持っていくと良いでしょう。

お子さんが主役の場合は花束やキャンディーをブーケ状にアレンジしたものなども喜ばれます。

花束やプレゼントをを渡すまたは贈るタイミング

発表会でお祝いの花束やプレゼントを渡すなら出番の後にしましょう。

当日の出番前までは準備で忙しく、またとても緊張しているものです。

また、ピアノなどの楽器演奏や舞踊などの発表会では、出番の直後にステージ前で花束を渡すことが多いようです。

渡すタイミングは、その発表会の習慣や当日の雰囲気などがあるはずですので、周りの方と同じようにするのが良いでしょう。

団体での演奏や演技の後に個人的にお友達だけに花束を贈るのは他の演者さんに失礼ともなりますので、これも会場で周りの雰囲気からよく察してください。

その発表会にいらしたことがある方に尋ねるか、または気の置けない関係の友人の発表会であれば事前に本人へ直接お花をいつ渡して良いか聞いておくと迷わずにすみますね。

また、展覧会などは個展でなく、グループでの展示にお友達が出展なさることもあるでしょう。

この場合も、個人向けに花束を贈るよりは、同じ展覧会のお仲間と一緒に召し上がっていただけるようなクッキーやおせんべいなどのお菓子やドリンク類を「皆さんでどうぞ」と当日にお渡しするのが好印象です。

「御祝」の熨斗（のし）をつけて華やかな差し入れとしてのお祝いは喜ばれます。

また、花束をステージ後に渡すことのない場合などは、発表会や展覧会の当日の午前中に会場へ花やお祝い品を配達してもらうなどもできます。

花束やプレゼントを渡すタイミングは、

• 発表直後にステージ際で渡す
• 当日持参して受付で預ける
• 当日の午前中に会場へ配達してもらう

などがあります。

発表会と展覧会の会場や雰囲気、その発表会の慣習があればそちらに従ってお祝いを送ってくださいね。

発表会の招待へのお礼状

発表会や展覧会が終わったらぜひご招待に対するお礼状を出して、相手の方とより良いコミュニケーションに役立ててください。

当日招待してくれた本人へ直接会ってお祝いを述べられなかった場合などは特にお礼の手紙を出すことがとても喜ばれます。

発表会招待へのお礼を伝える手紙文例

発表会のお祝いポイント

招待チケットをいただいたらお祝いはチケット代に応じた花束、お祝い金、お菓子などのプレゼントをお持ちすると良いでしょう。

一番のお祝いとご招待へのお礼になる演奏や舞台、作品への感想や褒め言葉とご招待へのお礼は忘れずに必ず伝えてくださいね。

発表会のあとに一筆お礼状を書いて出すとさらに印象アップとなり喜ばれる良いマナーになります。

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