発表会のお礼 花束をいただいたらお返しは?お礼状の書き方も
2018/12/17
ピアノやバレエなどの発表会へお友達やお知り合いをお誘いすることはありませんか?
演奏や舞台を見に来てくれた方へはお礼の気持ちを伝えたいですね。
そして発表会では贈り物や花束をお祝いにいただくこともあるでしょう。
こんな場合お返しはどうしよう?と気になります。
発表会でプレゼントやお花をいただいたときはお返しの品が必要なのでしょうか?
発表会来場へのお礼は必要か?
「今度ピアノ(バレエ・ダンスなど)の発表会があるからぜひ見に来てね」
とお誘いをすると、仲の良いお友達や興味のある方はきっと足を運んでくれることでしょう。
発表会に来ていただいた方へのお礼の品はかならず必要なものではありません。
しかし、交通費や貴重な時間を使ってわざわざ応援や鑑賞に来てくれたかたにはお礼のメッセージは届けましょう。
当日、本番の前や後に会う機会があるなら
- 口頭でお礼を述べる
- ミニカードにお礼メッセージを書いたものをお渡しする
だけでも十分です。
それに少しでも気持ちの品を添えたいと言う場合は
- 小さな焼き菓子
- ハンカチやミニタオル
- おしゃれな石けん
お子様であれば
- キャンディーやクッキー
- 文房具
- ハンカチやミニタオル
などを来場の記念品として差し上げるのも良いですね。
ただし、あくまでも受け取る相手の負担にならない金額のもの、例えば数百円~二千円位のグッズをおすすめします。
交通費程度のお返しの品であれば相手も受け取りやすいものですし、発表会の記念品として喜んでくれるでしょう。
こちらは渡したい人数分をあらかじめ楽屋に持参しておき、帰りに渡すなどの方法がスムーズです。
また、発表会のお祝いにと贈り物や花束を会場でいただいた場合はどうでしょうか?
こちらもお礼の言葉は必要ですが花やプレゼントへのお礼、つまりお返しの品は同じく必ず必要というわけではありません。
受け取った相手の方が「お祝いのお返しをもらったから今度自分の時は同じようにお返しをしなくては」と心理的な負担になるのは避けたいものです。
発表会で贈り物やお花をいただいたらありがとうの言葉、お礼のメッセージやお礼状を差し上げましょう。
心を込めたお礼のメッセージが十分なお返しとなります。
ただ、プレゼントや花束へのお返しを品物でしたいのであれば、こちらも相手が負担に思わない金額のものをお返しします。
いただいたものより高額なお返しの品は、相手に気を遣わせることになりますし、場合によっては失礼となります。
例えば、2000円の花束に3000円のお返しの品を贈るなどは相手を恐縮させることになりかねません。
3000円の花束であれば1000~2000円位のお返しを記念品としてお渡しするくらいが良い目安でしょう。
お礼の品をあらかじめ用意するのは難しいと思うので、その日はお祝いはありがたくおさめておき、後日お礼状とともにお返しを送るのがスムーズになります。
発表会来場へお礼の手紙書き方
ではさっそく発表会へ来てくれた方へのお礼の手紙を書いてみましょう。
ピアノ発表会来場へのお礼状例文
おかげさまで無事に発表会を終了することができました。
演奏まで本当に緊張の連続でしたが、なんとか演奏を大きいミスもなく終えることができほっとしております。
今日はAさんに精一杯の演奏をお届けしたいと一生懸命弾きましたが、少しでも楽しんでいただけましたらとても嬉しく思います。
また、終了後には綺麗なお花をいただきありがとうございました。
心が和み明るくなるような可愛らしい色合いで、今はリビングで部屋を美しく飾ってくれています。
この花の美しさに癒されながら今日は緊張を解いてゆっくり休むことが出来そうです。
Aさんにいらしていただけただけでも大感激でしたが、その上こまやかなお心遣いをいただき感謝いたします。
また本日は準備や後片付けに忙しく、ゆっくりお会いしてお礼ができず申し訳ありませんでした。
次回お目にかかれる日を楽しみにしています。
暑い(寒い)日が続きますがAさんもどうぞお体大切にお元気でお過ごしくださいませ。
とりいそぎお礼まで。
お礼状は出すのが早いほど気持ちが伝わりやすくなります。
出来れば当日~翌々日までにはお礼の手紙を出せるように例文を参考にスラスラと書いてくださいね。
お子さんの発表会の場合はお子さん直筆の手紙をぜひ添えてください。
発表会のお礼はまずメールでも
発表会を見に来ていただいたお礼は、普段からメールを交換する間柄ならまずメールでもOKです。
親しいお友達ならメールだけでも良いでしょうが、年長者や関係がそれほど近くない方なら改めてお礼状を出すのがおすすめです。
お礼のメールは当日に送り、メッセージカードやお礼状は発表会から日数が経過しないうちに出しましょう。
お礼の言葉は早いほうが感謝の気持ちが伝わりやすくなります。
来場へのお礼はありがとうの言葉で十分なのでお返しの品は絶対に必要ではありません。
日頃の関係からプチギフトなどのお返しをしたいときは金額が高額にならないようにしましょう。
高額なお返しは相手に逆に気を遣わせてしまうことになりかねません。
いただいたものより高額なお返しとならないようにお礼の品選びをしてくださいね。
ご参考になれば幸いです。