子どものお小遣いへ子どもと親からのお礼状 手紙の書き方と文例
2016/09/27

祖父母や親戚、知人の方からお子さんにお小遣いをいただくことがありませんか?
子どもも喜び、大人は恐縮しながらも子どもが喜ぶ姿を見られるのは嬉しいものですね。
お小遣いをくださった方にはすぐに感謝の手紙を出しましょう。
お子さんが自分で書くお礼の手紙と親御さんが書くお礼状の書き方と文例です。
子どもも親もお礼状を
お小遣いをいただいたらすぐにお礼の気持ちを表しましょう。
お小遣いが到着したら当日にお礼の電話、その後にお礼状を出すのが良いマナーです。
◆お礼の電話のかけ方って?>>贈り物へのお礼の電話のかけ方
お子さんへのお小遣いには、
- お子さんからのお礼の手紙
- 親御さんからのお礼の手紙
の2種類のお礼状を書きます。
この手紙の一番大切な部分は
- お小遣いへのお礼
- いただいたお小遣いを何に使ったか(使う予定か)の報告
です。
お小遣いをいただいて嬉しかった気持ちが伝わることで、送り主はとても喜んでくれます。
また、お小遣いで買ったものがあればその品と一緒にとった写真、お出かけに使ったのであればおみやげなどを添えて送ると良いですね。
もしお出かけ先で送り主におみやげを用意するのであれば、あまり高価なものにしないほうが賢明です。
「せっかくのおこづかいをもっと自分のために使ってくれれば良かったのに・・・」
と気兼ねさせてしまわない程度の額がベストです。
使いみちがまだ決まっていないときも正直に「これから何に使わせていただこうかと楽しみに考えています」のようにお伝えすると良いでしょう。
子どもが書く感謝の手紙
お子さんにお小遣いをくださる方はその子が喜んでくれたということが一番うれしいものです。
ある程度の年齢のお子さんであれば自分でお礼の手紙を書かせましょう。
いただいたものへのお礼の手紙を忘れずに書く習慣を覚えるには絶好の機会です。
字が上手でなくてもかまいません。
心を込めて感謝の気持ちを文章に表してみてください。
子どもからのお礼の手紙文例
おじいちゃん おばあちゃん お元気ですか?
このまえはおこづかいを送っていただき、ありがとうございました。
①いただいたおこづかいで、新しい辞書とふでばこを買いました。
辞書は今まで使っていたものよりたくさん言葉がのっていて、勉強になります。
ふでばこは前から気に入ってほしかった色のものを買うことができました。
両方ともずっと大切につかいます。
②いただいたおこづかいでディズニーランドに行ってきました。
ずっと会いたかったミッキーやミニーにも会うことができてとてもうれしかったです。
朝から乗り物に乗って、買い物やレストランを楽しみ、夜のパレードまで見て帰りました。
おみやげ屋さんで可愛いスプーンを見つけたのでおじいちゃんとおばあちゃんにもおそろいで買いました。
もしよかったら使ってください。
夏(冬)休みにはまた元気に会いにいきます。
おじいちゃんとおばあちゃんも元気でお過ごしください。
さようなら。
○美より
----------------------------------------------------------------------------------------------
まだ小学校低学年以下のお子さんであれば以下のような文例で感謝の気持ちを伝えましょう。
幼い子からのお礼の手紙文例
おじいちゃんとおばあちゃんへ
おこづかいをありがとうございました。
まいにちがっこうでたのしくがんばっています。
げんきでいてください。
E太より
---------------------------------------------------------------------------------------------
特に小さいお子さんが書くならイラストを添えて可愛らしいお礼状にすると、手紙をもらう側はきっと喜び倍増ですね。
子どもの手紙に親からのお礼状も添えて
お子さんにお小遣いをいただいた時は、親御さんからも感謝の手紙を添えて出しましょう。
ご挨拶もかねてお子さんからの手紙に添えて一緒にお礼状を送ってください。
親からのお礼の手紙文例
お父様 お母様
拝啓
暑さ(寒さ)厳しき折、お変わりなくお元気でお過ごしでしょうか?
すっかりご無沙汰してしまい、申し訳なく存じます。
さて、このたびは○美へ過分なお心遣いをいただきありがとうございました。
おかげさまで○美は大喜びし、
①かねてより欲しがっていた文房具を買わせていただきました。
②念願のディズニーランドを楽しんでまいりました。
いつも○美を可愛がってくださり、本当にありがとうございます。
①新品の文房具と撮影した嬉しそうな○美の写真を同封いたします。
②○美がお二人にぜひ使っていただきたいと選んだおみやげの品を同封いたします。
お盆(年末)にはまた揃ってご挨拶におうかがいいたします。
お父様とお母様も(夏)風邪など召されませんよう、どうぞお体大切になさってくださいませ。
敬具
M子
子どもと親が書くお礼まとめ
お小遣いをいただいたら必ずお礼の電話と手紙を差し上げましょう。
感謝の気持ちをあらわして、お小遣いを何に使った、使う予定かの報告はとても喜ばれます。
お金をいただくと恐縮してしまいがちですが、厚意に対して素直に感謝をすることは普通の贈答マナーと同じです。
相手に感謝の気持ちを表して良いお小遣いの使い方をすることが一番のお礼になりますよ。