七五三の写真はいつ撮る 前撮りと後撮りどっちがおすすめ?
2017/09/23
七五三の写真は成長した子どもの晴れ姿と初々しく恥ずかしそうな笑顔が楽しみですね!
最近は七五三の写真撮影はいつがお得でおすすめ?という疑問が多く聞かれます。
我が家では上の子と下の子、それぞれ晴れ着を着て写真館で撮影しました。
上の子が前撮り、下の子は後撮りにしたのですがそれぞれにメリットがありましたのでお伝えします。
七五三の写真撮影がお得な時期は?
七五三の写真撮影は早いところでは春から本格的に前撮りキャンペーンを告知しています。
前撮りは文字どおり七五三の日よりも前に記念写真を撮影することです。
春~夏休み頃までが前撮りでお得に撮影できるという、七五三写真のオフシーズンだと言えます。
5歳で七五三を迎える男の子さんの場合は5月5日の端午の節句(こどもの日)に合わせて撮影する方もいます。
男の子に限らず、3歳、7歳の女の子のお祝いでもゴールデンウイークなので遠方からおじいちゃんやおばあちゃんを招いて家族写真を撮るには絶好の機会ですね。
このように、4月頃から夏休みにかけて前撮りを済ませてしまうご家庭も結構あるようです。
七五三の写真撮影が混雑・値段ともピークになる時期は9月~11月15日前後までです。
9月と10月が七五三写真撮影のピークとなります。
この時期は写真の値段も高めに設定され予約も満杯になり、また、あらかじめ予約を入れてあっても前の方の撮影が押して待ち時間ができることも珍しくありません。
それでも七五三本来のお参りの時期と合わせて写真を撮りたい、季節的に過ごしやすく移動も簡単な秋に撮影したいという方はやはり値段が高くても混雑していてもこの時期に予約を入れています。
そして七五三が終わる11月15日以降になると今度は後撮りと言って七五三の日より後に記念写真を撮影することになります。
後撮りの期間はお店によりますが七五三の日以降12月頃までで、前撮りと同じく七五三写真のオフシーズンと言えます。
前撮りと後撮りの価格設定は、ハイシーズンである七五三の日前後の秋より2~3割かそれ以上お得になる場合が多いようです。
七五三の写真撮影がお得な時期
- 4月~8月のオフシーズン=前撮り
- 11月下旬~12月のオフシーズン=後撮り
9、10月~11月15日までの撮影がピークの値段になるのが一般的です。
お得な前撮り、後撮りともお店によって期間や価格の設定が違いますので、いくつか比較検討してみると良いでしょう。
お店によってキャンペーン内容も違うので、ご家庭で「このサービスが欲しい」という項目がキャンペーンにセットされているところを見つけると良いですね。
例えば、晴れ着のレンタル料の割引が欲しい、晴れ着を持込みしたいので着付け割引が欲しい、子どもへの記念品が欲しいなどです。
七五三の写真撮影におすすめな時期は?
晴れ着を着てお参り→その日のうちに撮影と、一日ですべてを済ませたいご家庭ではやはり10月~11月15日までに写真撮影をします。
この写真館の混雑も値段もピークの時期に撮影することは我が家では考えませんでした。
お参りだけは七五三参りの日までに氏神様でご祈祷を!と強く思っていましたが、写真撮影は空いている時が良いと思ったからです。
上の子の前撮りをしたのは初夏の7月でした。
7月はお節句や成人式などのお祝いごととも重ならずとても空いていて待ち時間なし、着付け、撮影ともに時間内でスムーズに終了しました。
とても暑く晴れた日が多い年だったためかすでに少し顔が日焼けしているように見えたのでメイクさんがおしろいをはたいてくれました。
綺麗で重厚な晴れ着を着て撮影が終わったあとに、夏らしい氷入りの冷たいジュースのサービスを受けました。
このように、日焼けや冷たい飲み物という「夏真っ盛り」という雰囲気の中で撮影をした違和感が少し残るのがデメリットといえば言えるかもしれません。
七五三が本来は11月の初冬の行事だということを子どもにイメージとして持たせられなかったのだけが残念ですが、価格もお得で何しろ季節外れなので空いていておすすめです。
一方後撮りの下の子の時はというと、11月15日に神社へお参りをしてしばらくのんびり。
お参りが無事に終わってしまうと、写真を撮らなくては!という熱意が少し下がってしまいました。
しかし下がったモチベーションをアップして12月の七五三後撮りキャンペーン終了間際に駆け込みで七五三の記念写真を撮影しに行きました。
後撮りといえども実はキャンペーン終了の駆け込み需要が多かったのか、なかなか希望通りに予約がとれなかったという事情があります。
何度も日程を調整し、やっと子どもの予定と写真館の空きがぴったり合ったのは平日の17時からでした。
12月の17時というともう寒くて日もとっぷり暮れているので、ちょっと気持ちがブルーになりそうでしたが明るく華やかな館内では気分が上がりました。
意外と最近は後撮りをする方も多いようなので、七五三が過ぎた12月なら大丈夫!と安心せずに、後撮りも早め予約をおすすめします。
後撮りも前撮りと同じく空いていて待ち時間なし、撮影もスムーズでした。
そして価格設定もピーク時より3割ほど安く、予算内で済みました。
さらに良かったのはすいているので館内のごちゃごちゃした感じがなく、しっとりとした落ち着いた雰囲気で撮影できたことです。
時間に余裕があるためか。スタッフさんたちも子どもに普段以上に話かけたり笑顔にしてくれたり、可愛いヘアゴムのおまけをつけてくれたりしてサービス満点でした。
また、夏に前撮りした上の子とは違い、冬に後撮りした子には「七五三参りは冬の行事」という印象を与えられたことも良かったです。
【共通】前撮り・後撮りのメリット
- ピーク時より価格が安い
- 空いているので撮影がスムーズ
- ピーク時期より予約がとりやすい可能性が高い
前撮りのデメリット
- 初夏なので少し日焼けしてしまっていた
- 子どもには七五三が夏のイメージになってしまった
後撮りのデメリット
- キャンペーン終了間際で予約が意外と取りづらい場合がある
- 七五三の行事が終わっているため、写真撮影へのモチベーションが低下することがある
- 夕方からの撮影だと前撮り時期と違って往復が寒く暗い真冬でややつらい
七五三に前歯と髪が気になる?
前撮り・後撮りのメリットとデメリットは有益な情報をお伝えすることができたでしょうか?
さて、おまけとしてもっと違う視点で気になったこともお話しします。
七五三の晴れ姿の写真と言えば一生ものの大切な思い出に残る写真となりますね。
そんな一生残る晴れ姿の写真はベストなコンディションで撮影に臨みたいと思いませんか?
どんな写真でもお子さんの姿は可愛いことは間違いないでしょうがやはり気になるのが「前歯と髪」です。
うちの子たちのそれぞれ前撮り・後撮りをする理由の一つとなったのが歯と髪でした。
「前歯が生え変わりで抜けないうちに写真を撮りたい」と急いで撮影したのが上の子5歳の時の夏の前撮り写真。
「ちょっと髪の毛がさびしすぎるからせめて時期を少しでも後にしたい」と撮影を先延ばしにしたのが下の子3歳の時の写真です。
結果として上の子は前歯が揃った状態で撮れましたが、下の子が7歳になった七五三の時に前歯なしで撮ることになりました(笑)。
さびしくて気になっていた髪の毛は、つけ毛や可愛い髪飾りでアレンジしてメイクも施してもらったので当日は全く気にならず。
前歯のない7歳の子は歯をみせないおすましの写真、口を開かない笑顔の写真、口を開いて満面の笑みの写真を撮っていただきました。
歯が生え変わるなんて二度とない時期に、前歯がない成長まっただなかの子の貴重な写真は撮って良かったと思っています。
もし歯の生え変わり時期と写真撮影の時期が重なることで悩まれる場合は、抜ける前に早めに撮影するか、または抜けた顔も可愛くて貴重な写真として残すという案もあることをお伝えしておきます。
そして、薄くて短くて髪がまださびしいという3歳児のお子さんの七五三の撮影は後撮りのほうが毛量が増えるのでがおすすめですが、ヘアメイクでかなりボリュームアップ可能ですので実はそれほど気にしなくても良いかなと感じます。
七五三の前撮りも後撮りも予定を立てて
七五三の日である11月15日の直前でなければ簡単に写真館の予約は取れると思ってはいけないようです。
お子さんだけで撮影するのか、両親と兄弟の家族写真なのか、祖父母も一緒かetc.
オフシーズンの撮影であっても前もってスケジュールを組んで早めに予約を入れておくほうがベターです。
お得に快適にスムーズに七五三の素敵な思い出の写真を撮影してくださいね!
ご参考になれば幸いです。