子どもの習い事の先生へお礼の手紙を書くときの例文
2018/12/03
お子さんが日頃からお世話になっている習い事の先生へ、保護者としてお礼の手紙を書くシーンがありませんか?
発表会へ向けての真剣なご指導に対してや、日頃の感謝のしるしとしてのお中元、お歳暮などの贈り物に添えたり・・・
でも、いざお礼の手紙を書くとなるとどのように書いて良いものか迷ってしまいますね。
ぜひ簡単な書き方を参考に次の例文をお役立てくださいね!
習い事の先生へ日頃の感謝の手紙を書く時
お子さんの習い事の先生といっても色々な習い事の先生がいらっしゃいます。
ピアノ、英語、そろばん、書道、学習塾、野球、サッカーの先生やコーチなどです。
どんな習い事であっても先生と教え子の保護者という関係は変わりません。
お子さんがお世話になっている感謝の気持ちを伝える手紙を書くときも、一般的な手紙の書き方と同じ形式です。
②時候の挨拶と相手の安否を尋ねる慣用句
③本文(この場合は感謝の言葉)
④末文
⑤結語(敬具など)
※頭語と結語は対応させます。
飾り立てた美しい文章ででお礼の手紙を仕上げる必要はありません。
お礼の手紙は先生のご厚意への感謝を一言でもしっかり伝えることが出来れば充分です。
子どもが日頃から習い事にどのように取組み成長できているのか、どれほど習い事を楽しみにしているのかなどの報告は喜ばれるでしょう。
親としても、習い事に取り組むわが子の成長への感動や期待などをどのように感じているかを文字にして伝えるが良いでしょう。
習い事に関する親子のちょっとしたエピソードを盛り込むことで好印象でスマートなお礼の手紙となります。
習い事の先生への手紙例文
では①頭語→②時候の挨拶→③本文→④末文→⑤結語の順に習い事の先生へお礼の手紙を書いてみます。
①拝啓
②毎日厳しい暑さ(寒さ)が続いておりますが、ますますご健勝の由、お喜び申し上げます。
③○○先生には日頃よりXX(子どもの名前)が大変お世話になり誠にありがとうございます。
○○先生にピアノ(習い事の名前)を習い始め、早いものでもう2年となりました。
今まで親の言うことは何も続かなかったXXがおかげさまでピアノだけは毎日楽しく熱心に練習するようになりました。
失敗を繰り返しながらも新しい曲へチャレンジしているXXの姿を見てその成長ぶりを頼もしく思っております。
学校から帰ってピアノを弾いているときのXXの顔は真剣そのもので、親としてとても嬉しく存じます。
これも○○先生の出来るようになることの楽しさをわかりやすく伝えてくださる温かいご指導のおかげと心より感謝いたしております。
10月の発表会(試合、テストなど)に向けてXXもいつもよりさらに練習に励んでおります。
④今後とも厳しく温かいご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
時節柄、一層のご自愛をお祈り申し上げます。
⑤敬具
習い事に応じて内容を変えるだけで、このとおり感謝の気持ちを伝える手紙を簡単に書くことができます。
習い事の先生へ贈り物をする時の手紙
お礼の手紙と贈り物をする場合は本文である③の「感謝いたしております」のあとに以下のような贈り物をお知らせする文章を入れましょう。
つきましてはお礼の気持ちを込め、感謝のしるしとして心ばかりのお品をお届けいたします。
ご受納くだされば幸いに存じます。
例2
日頃の感謝を込めまして、先生のお宅へ季節のお花をお送りいたしました。
お部屋に飾ってお楽しみいただけますと幸いです。
などの贈り物に添える言葉を入れましょう。
特に別便で贈り物を送る場合などは、なぜ贈り物が届くのかと先生が不審に思わないようにあらかじめ手紙でお知らせしておきます。
このようにシンプルですが日頃からのお礼の気持ちを丁寧に伝える手紙で習い事の先生とも円滑なコミュニケーションを続けていってくださいね。
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ご参考になれば幸いです。