習い事の先生へのお中元やお歳暮渡し方 贈り物で困るものは何?
2016/09/27
日頃からお世話になっているお子さんの習い事の先生。
何かの際にお礼や、日頃の感謝の気持ちを込めてお中元やお歳暮の時期に贈り物をしたいと考えていませんか?
そんな時にー
「品物はいつ渡すべきなのか??」
「どうやって先生に渡せば良いのか?」
「どれくらいの金額のものを贈れば良い?」
と迷ってしまいますね。
また、「これなら喜ばれるだろう」と贈っているいう品物が不人気だったりしますので、贈り物選びの前に先生の実際の声を聴いてみませんか?
お中元やお歳暮の渡し方は
まずお中元やお歳暮を渡す時期と渡し方です。
- お中元は関東では7月上旬~7月15日、関西では7月末~8月中旬
- お歳暮は12月上旬~12月20日
※地域によって違いがあります。
に送ります。
お礼の贈り物ははその都度なので時期の決まりはありません。
習い事の先生への贈答品の渡し方ですが、教室のようにたくさんの方が一緒のところでは渡さないほうが良いでしょう。
「私は何も用意していない」などと周りの方へも肩身の狭い思いをさせては申し訳ありません。
レッスン前や終わったあとに一声かけて人目のないところでそっとお渡しするほうが先生も周りの生徒さんへ気を遣わずにすみます。
お子さんの習い事の先生へお礼やお中元、お歳暮をお渡しするのであれば保護者が同行して玄関先で季節の挨拶とともにお渡しすると良いと思います。
お子さんに持たせると周りに生徒さんがいるときに渡してしまったり、万一の置き忘れや紛失なども考えられます。
先生へは保護者の方がお子さんと一緒に、直接先生に手渡しで贈り物をお渡しするのが一番良いでしょう。
お子さんにも先生にお礼をきちんとする母親(父親、保護者)の姿を見せることができます。
レッスンの邪魔にならないように、レッスン前かレッスン後に短い時間できちんと感謝の挨拶をしてお渡しできるとスマートですね。
もし、大人数のお教室などでなかなか渡すタイミングが難しい場合はあらかじめ電話などで
「○日のレッスン前(後)に数分お時間いただけますか?」
と尋ねておきます。
そうすると先生が一人でいらっしゃる状況ができますし、直接会ってお渡しできるのでベストですよ。
先生も前後のレッスンやまたは移動で忙しい場合もありますのでなるべく短時間でスマートにお渡ししましょう。
自宅でレッスンなさる先生でなければあまり大きい贈り物ではないほうが望ましいです。
そして本来、お中元やお歳暮などは直接会って手渡しでお贈りするのがマナーでした。
ですが、最近は宅配でお届けという配送形式がとてもポピュラーになりましたね。
先生へ贈り物を送る際には、日頃のお礼と品物の送付を知らせる手紙を出すのがマナーです。
文例はのちほどご案内します。
贈り物の選び方は
一般的なお中元やお歳暮の贈答の目安は3000~5000円です。
習い事の先生へのお中元やお歳暮の相場はだいたい月謝半月分~1ヶ月分と言われます。
その教室によって慣例がある場合はそれに従って金額と品物が決まるので周りの方にそっと聞いておきましょう。
先生への贈り物で何が喜ばれるか、それを知るのに一番良いのはそれとなく先生へ好みを聞いてみることです。
「先生は飲み物は何がお好きですか?」
「先生はどんな食べ物がお好きなんですか?」
「先生は趣味で集めていらっしゃるものなどございますか?」
など。
もし聞くチャンスがないなら、これも周りの方から先生についての情報をリサーチするなどの方法をとりましょう。
先生の趣味、好きなもの、または家族構成や生活パターンがわかるとだいたい喜ばれるものもアイデアが湧いてきます。
好きなものがピンポイントでわかれば良いのですが、そうでないこともありますね。
その場合は、全く先生の好みでなさそうなもの、先生の仕事やプライベートでも役に立たなそうなものはやめたほうが良いでしょう。
次に習い事の先生が実はいただくとちょっと困る贈り物についてお伝えします。
贈り物でもらうと困るものは
私の周りで自分がお教室の先生をしている人たちに、生徒さんからよくいただく困った贈り物を聞いてみました。
嬉しいものを聞くと好みもそれぞれですが、いただきもので困るものについては意外と一致しています。
先生としてもらって困るもの、実はよく差し上げている贈り物もあり驚かされました。
自分が好きではない、趣味ではないもの
- 自分がお酒やコーヒーを飲まないのにたくさんいただいていつも処分に困る
- ギフトに定番の焼き菓子は自分は実は苦手。頂くことが多くて困っている
- 趣味ではない装飾品やアクセサリー、食器、インテリア類は置き場にも困る
- ファッションアイテムは細かい趣味までぴたり合わないと身につけないのでいただきたくない
あまりたくさんで持て余してしまうもの
- お中元とお歳暮の時期にコーヒーや紅茶、ジュースなどの詰め合わせを何人からもいただいて飲みきれない
- 洋菓子は好きだし嬉しいものだけど、この時期はたくさんの生徒さんからいただくので持て余すことが多い
- 1人暮らしなのに一度に複数大家族用の石けんやボディソープの詰め合わせギフトをいただくと場所をとり使い切れなくて困る
- タオル、ミニタオル、ハンカチばかり生徒さんたちから毎年頂いて引き出しが閉まらないほどになっているのでもういらない
生花、生鮮食品、冷凍食品など
- お花がそれほど好きではない、花をもらっても水替えや枯れた後の処理などが実は面倒
- 賞味期限が短いものは早く食べなくてはと気持ちが焦るので困る
- 地方特産の新鮮な魚介をいただいたが結局食べきれなかった。厚意を無駄にして罪悪感を感じた
- 冷凍なら賞味期限が長いからと冷凍食材やアイスクリームなどをいっぺんにもらうと場所をとるので困る
このように、これなら喜ばれるだろうと思えるギフトでも自分の先生には迷惑となることもあります。
やはり先生のあらかじめ好きなものをリサーチしておくことはかなり有効となりそうです。
レッスンの後のちょっとした時間にそれとなく先生に聞いてみてはいかがでしょうか?
喜ばれる贈り物がみつかりますように!
◆習い事の先生へのお礼の品物 お中元やお歳暮にもらって嬉しいものは?
先生へ日頃のお礼に贈り物を配送するときの文例
◆子どもの習い事の先生へお礼の手紙を書くときの例文