読書感想文の表現フレーズ参考例 もっと字数や感想を膨らませる!
2016/09/27
読書感想文の書き方にはコツがあります。
苦手な人でもパターンに沿えば意外と簡単に仕上げることができます。
ただ、書き終わってみると
「字数が足りない!」
「なんだか全体的に物足りない」
と感じることがありますね。
感想を表現するフレーズや目をつけるポイントが増えると字数も内容もグッと豊かになりますよ!
読書感想文に何が足りない?
もう本を読み終わり、感想文も仕上げてあとは見直しだけという方もいらっしゃるでしょう。
また、
読書感想文なんて書き方がわからない!
そもそも何から手を付けて良いのかわからない!
という方も。
まずは読書感想文の書き方の簡単なコツとパターンをサッと頭に入れてしまいましょう。
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読書感想文の例と書き方はコレ 小学生の例文つき
読書感想文の書き方は苦手な人でもパターンに沿えばシンプルに仕上げることができます。
ただ、書き終わってみるとびっくり!
字数が足りないことがあります。
字数については明確な決まりがなければ、渡された原稿用紙字数の60%を最低ラインの文字数として書き上げましょう。
目標は原稿用紙の80%以上は書ききることです。
必要な文字数の例:400字原稿用紙1枚なら400字×0.6=240字
400字のうち60%、つまり240字以上は最低でも必ず書けるようにしてください。
原稿用紙が2枚800字なら480字、3枚1200字なら720字がクリアすべき最低ボーダーラインの文字数の目安です。
作文や感想文は70~80%以上かけていれば字数が足りなくて減点、またはやり直しということはないでしょう。
ただし、意味のない羅列や繰り返し、引用やあらすじが多い感想文などは文字数稼ぎはできても評価が低くなります。
ただの文字数を稼ぐための文章などは成績の減点やまたは再提出にもなりかねないので気をつけてくださいね。
必ず意味のある内容で読書感想文を既定の字数まで書き上げましょう。
字数は満たしていても何だか物足りないと感じている場合も以下のフレーズ例を参考に表現を増やしてみてください。
きっと表現のしかたや目をつけるポイントが増えると、さらに豊かな読書感想文にふくらませることができますよ。
読書感想文に使える表現例
では、読書感想文を豊かにふくらませるための表現フレーズが使われているかチェックしてみてください。
以下は良く感想文に使われるフレーズの一例です。
思った/ 感じた/ ~だろう/ ~気がする/ 感じる/ 不思議だ/ 嬉しい/ おかしい/ くやしい/ 悲しい/ おもしろい
ヒヤッとした / どきっとした/ ほっとした/ 許せない / ~とはひどい/ ~は当然だ/ 心配になった/ 怖くなった
おそろしいと思った/ えらいと思った/ 立派だと思う / ~に会ってみたくなった/ 思わず笑ってしまった/ 涙が出た
笑い(涙)が止まらなくなった/ ~が忘れられなくなった/ 感動した/ 切なくなった/ 胸が痛んだ
~と考えられる/ ではないだろうか?/ ~に違いない/ ~べきだ
一番~のシーンが好きだ/ ~のはなぜだかわからない/ 続きがあれば読みたい/ これからどうなるのか知りたい
この本をみんなに紹介したい/ もし○○だったらXXだっただろう/ 最初は▼▼だったが最後には△△と思った/ これから~だと良いと思う など。
いかがでしょうか?
これらの例の中から「あ、この表現を使えばもっと感想が付け加えられる!」と思うフレーズがあったのではないでしょうか?
◆書き出しや終わり方なども工夫してふくらませてみよう!
読書感想文を膨らませるポイントと例文 始め方から終わり方まで
ぜひ参考にしていろいろな感想を加えてみてくださいね。
読書感想文に決まりはない
読書感想文には、厳格な決まりはありませんので気持ちを表す文であればたとえ本の内容に否定的でもかまいません。
極端に言えば「面白くなかった」でも良いのです。
ただ、その「面白くなかった」と感じた「理由」について書く必要があります。
その理由の部分こそが感想文の肝心な部分となりますので正直に書いてみてください。
上の使える表現のフレーズも使いながら、自由に感想文を膨らませてください。
満足できる内容豊かな読書感想文に仕上げてくださいね!