ヨーグルトの日 塩ヨーグルトで簡単に美肌とダイエット
2016/07/06
毎日の食卓にのぼり、私たちの健康や美容のために大活躍してくれるヨーグルト。
5月15日は「ヨーグルトの日」なんです。ご存知でしたか?
最近ではヨーグルトそのものはもちろん、ヨーグルトに砂糖ではなくて塩を入れた塩ヨーグルトがさらに体に良いと言われています。
ヨーグルトが不老長寿の妙薬
いまでは広く健康と美容についての効果が世界中で期待されているヨーグルト。
ヨーグルトの乳酸菌が私たちの体に良いことを発見し広めたのはロシアの免疫学者、イリア・メチニコフ博士です。
メチニコフ博士は「人の老化」についての研究を進めていました。
彼はブルガリアのスモーリアン地方というところになぜか80歳から100歳以上の当時としては非常に高齢者が多く存在することを見つけます。
そしてこの地方にあり、健康に関連が深いものは何かと調べていくとブルガリアだけがヨーグルトを常食していることに気づいたのです。
博士はヨーグルトに含まれる菌が腸内にある腐敗菌を退治して人の老化を防止し、健康と長寿を保つという論に達します。
メチニコフ博士はヨーグルトを「不老長寿の妙薬」として1907年に世界に発表。
ノーベル生物学・医学賞を受賞し、世界中へヨーグルトのもつ素晴らしさを伝えました。
ブルガリアヨーグルトでおなじみの明治がこのメチニコフ博士の功績から彼の誕生日である5月15日をヨーグルトの日と定めています。
これが5月15日がヨーグルトの日といわれる由来です。
ヨーグルトに塩を入れるのがダイエットに良い理由
最近では「腸活」という言葉があるように、腸内環境を整えることが肥満防止や美肌、健康への一番の近道と言われています。
腸内の善玉菌が多い健やかな腸を保ち、若さと健康と美しさを手に入れるためにヨーグルトの持つ菌の力は絶大です。
このため便秘解消によるダイエットや美肌効果を期待してヨーグルトを毎日のメニューにとり入れる人も多くなりました。
ヨーグルト乳酸菌のもつ免疫力アップ効果を期待して花粉症やインフルエンザなどの病気予防のために毎日食べると言う人もたくさんいます。
このヨーグルトにはいままで砂糖やジャムをいれるというのが私たちの常識でした。
でも、トルコなどの国ではヨーグルトを料理に使うときには塩をいれてドレッシングやソースなどの調味料とし一日に大量に食されています。
塩のナトリウム成分がヨーグルト中の乳酸菌の働きを活性化してくれるのでさらに腸内環境を整える効果が期待できます。
また、カルシウムが不足した体は体内に脂肪を蓄積しやすくなります。
そして塩はカルシウムの吸収を助ける働きを持っています。
カルシウムを含むヨーグルトに塩を加えると、カルシウムが吸収されやすくなるため体内の脂肪は溜まりにくくなると言うわけです。
塩ヨーグルトでメタボ対策も
健康や美容のためにヨーグルトを食べたいけど、砂糖やはちみつやジャムをたっぷり入れて甘くしたい!という人も多くいますね。
この糖分の摂りすぎもダイエットの大敵です。
女性なら美肌やダイエットのために、そして男性ならメタボリック症候群の予防や解消のために糖分の摂りすぎには気をつけましょう。
ダイエットやメタボ解消のためにヨーグルトを食べるなら、砂糖ではなくて塩をヨーグルトに入れるのが良いですね。
塩ヨーグルトを料理のドレッシングやソース代わりに使ったり、水切りした塩ヨーグルトをクリームチーズのようにおやつやおつまみにしてはいかがですか?
塩ヨーグルトは腹持ちも良く、ダイエットがしやすくなり、肥満が原因で悩む人の多いメタボ対策にもおすすめの方法です。
作り方も簡単、500gのプレーンヨーグルトに対して小さじ1杯の塩を入れて出来上がりなんです。
不老長寿の妙薬といわれるヨーグルトに塩を加えるだけの塩ヨーグルト。
毎日の食事にとり入れてぜひ健やかで身体も心もすっきりな日々をお過ごしください。
塩ヨーグルトでダイエット 簡単レシピとアレンジ で今日から早速塩ヨーグルト生活を始めてくださいね。