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時の記念日に愛着ある時計をオーバーホールで大切に長持ち

   

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6月10日は時の記念日です。

時をいつも一緒に刻んでくれている大切な時計はありませんか?

大切な思い出の時計をいつまでも長く愛用するためにオーバーホールをしてみてはいかがでしょう。

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時計のオーバーホールとは?

時計をオーバーホールするという言葉を初めて聞いたというかたも多いのではないでしょうか?

たいてい、愛用の時計は電池交換や修理、ベルトの交換などしかメンテナンスをしていない人がほとんどです。

時計のオーバーホールの意味とはいったい何でしょうか?

「時計をオーバーホールする」というのは、時計内部のパーツまで分解し洗浄して、経年で摩耗した部品の交換をしたのちに油をさして精度の調整を行なうメンテナンス作業です。

たとえて言うなら、愛車の定期点検、車検のようなものですね。

安全に快適に走るために車は定期的に点検することで、内部まで汚れを落とし、摩耗した部品は新しいものと取り換え、オイルを交換するなどして調子を整えるよう整備します。

この定期点検を怠ると車はブレーキ・アクセルの効きが悪くなることや摩耗した部品による不具合で故障や、最悪の場合は事故につながりかねません。

時計は定期点検をしないことで事故を起こすということはまずないでしょうが、不具合が生じたり早い時期での故障につながることはあります。

気に入った大切にしている時計で深い愛着がある

思い出の時計をずっと長くベストコンディションに保ちたい

新しいものを買うより自分になじんだ今の時計をメンテナンスしながらずっと使いたい・・・

また、アンティークやレトロでこの先新しく同じものを買いなおすことが不可能である時計はなおさら!

こんな愛着のある素敵な時計をお持ちであれば大切な時計をベストな状態で長持ちさせるために定期的なオーバーホールがおすすめです。

オーバーホールが必要な時計は?

機械式の時計だけではなく、電池で動くクォーツ式の時計もオーバーホールの対象です。

要は、歯車で動く時計にはオーバーホールという定期的な総合メンテナンスが必要だと考えてください。

一方、オーバーホールが必要ない時計は電子回路のデジタル式の時計です。

また、オーバーホールが必要な時計の状態の目安は以下のとおりです。

  • 使用して3年以上が経過
  • 時計が進む・遅れるようになった
  • いつのまにか時計が止まっている
  • 電池を変えても止まる、遅れる
  • 竜頭を巻くときに重く感じる、引っかかるような違和感がある
    (竜頭・リューズ=ぜんまいを巻くために腕時計に着いた手巻き用の突起)

オーバーホールはどれくらいで?

時計のオーバーホールは時計を調子の良い状態で長持ちさせるのが目的です。

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オーバーホールはいったいどれくらいの目安で行なうのが理想的でしょうか?

周期

たいていの場合、時計は3年から5年でオーバーホールの定期整備をするのが良いとされています。

値段

オーバーホールの料金については、はっきりこの時計ならいくらという明確な価格はありません。

依頼するお店の料金設定やその時計のメーカー、モデル、状態etc.によってたいぶ違います。

「その価格で愛着のある腕時計を長持ちさせられるのなら惜しくない!」
という場合や、

「そんなに料金がかかるなら新しく買ったほうが安い」という場合もあり、人それぞれの価値観や感じ方にも大きくよります。

時計をオーバーホールしたいと考えたら、まずはオーバーホールを行なっているお店や業者で料金の見積もりをとりましょう。

期間

オーバーホールの期間はだいたい見積もりから2~5週間ほどです。

ただしオプション修理や仕上げなどもあればもう少しかかる場合もあります。

この間に使う予備の時計も用意しておくと良いかもしれませんね。

オーバーホールをした感想

私は以前勤めていた会社で今はもう外国に移住してしまった上司から私への退職祝いに海外ブランドの素敵な腕時計をいただいたことがあります。

その時計がとても気に入り、またもう会うこともないであろうその上司への思い出のためにこの時計を長持ちさせたいと考えました。

そこで、使い始めて5年ほど過ぎた頃に思い切って時計のオーバーホールをお願いしたことがあります。

その海外ブランドでクォ―ツ式の時計にかかったオーバーホールの料金はだいたい3万円くらいでした。

ご参考までに、一般的には機械式やクロノグラフだとオーバーホールにかかる料金はもう少し高いです。

この料金に部品交換の値段が加算されて結構な出費にはなりましたが、新品同様にきれいに輝きを取り戻して帰ってきてくれましたよ。

お店によっては、時計内部だけきれいにして外見はあえて新品同様に磨いたりせず、傷や色褪せをそのまま残してヴィンテージ感を出したいという希望も聞いてくれるそうです。

内部の汗や汚れもきれいに洗浄されスッキリきれいになった時計は悪いところはすべて直して帰ってきて今も元気に動いてくれています。

これはあくまで私が持っている時計のブランドや状態によるもので、オーバーホール料金はもっと高い場合も安くなる場合もあります。

まずはオーバーホールの見積もりを何社かとってみて、サービスや料金に満足のいくお店や業者さんにお願いするのが良いと思います。

時計の健康診断であるオーバーホールを受けて大切な時計を快適に長持ちさせましょう!

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