失恋の辛い寂しさ地獄から立ち直るのはこの方法 片思いも克服
2017/05/20
いままで当たり前だと思っていた2人で過ごす時間、そして淡く思い描いていた幸せな未来。
そんな自分の一部ともいえる大切なときが一瞬のうちに儚く消えてしまうのが失恋です。
付き合っていた人との別れ、実らなかった片思い、そんな辛く寂しい日々から癒されていきませんか?
失恋を忘れる期間はどれくらい?
失恋をして毎日辛くて切ない、夜眠れない、食欲がない、気分がふさぎこむ、なにもやる気がでない・・
心身ともにボロボロになってしまう人も少なくありません。
そこから癒されて元のように元気な私になりたい!と願ってもなかなか身体も心もいうこともきかないものですね。
まず始めにしっかりわかっておいていただきたいのはそれはあなただけの特別な症状ではないと言うことです。
過去も現在にも失恋で苦しむ人は絶えず存在し、そして皆が立ち直って元気になっているのです。
自分だけがどうしても失恋によるうつうつとした地獄の日々から抜け出せないという思い込みは無くしましょうね。
失恋に一番効く薬は「時間薬(じかんぐすり)」です。
人間には時間が経つと苦しみや寂しさがが薄らいでいく「忘却」というギフトが与えられています。
身を切られるような喪失感や寂しさをずっと抱えたままでは生きていくことができません。
私たちは生きていると、想像を絶するほどのどんな悲しみもやはり形を変えて少しずつ薄らいでいくのです。
失恋に最高の癒しとなるのは「時間が経つこと」です。
ではどれくらいの時間が失恋を忘れるのに必要な期間となるでしょうか?
失った恋への辛い気持ちや寂しさを忘れる期間はもちろんもともとの性格や別れ方などにも大きくよります。
ただ、ある統計によると失恋の苦しみを半年以上引きずる人は失恋経験者の1割にも満たないのです。
そして半年以内に失恋から立ち直ると回答した人が半数以上に及びます。
また次の恋が始まったとたんに失恋の辛さは過去のものとして消え去ります。
しかし時間が過ぎるのがただ毎日苦しくて失恋を乗り越えられない、どうしたらいいかわからないという人にはぜひやっていただきたいことがあります。
苦しい辛い失恋に効く薬5選
泣いて思う存分涙を流す
泣いて涙を流して思いっきり感情を吐き出すことは最高の心のデトックスになります。
心によどんで溜まっていたドロドロした悲しみ、怒り、苦しみetc.すべての感情が涙とともに解放されて浄化されます。
特に失恋で夜が辛いなら、泣けるような曲を聴いたりや映画を見るなどして意識的に泣くことで自分を癒す時間をとりましょう。
これを続けていくといつの間にか「なんだかもう泣けてこないかも?」と感じる日がやってきます。
涙を思う存分流す「泣く」という行為はとても良い失恋への薬です。
自分ノートを作り書き出してみる
失恋を忘れようとして辛い気持ちを抑え込むのは逆効果です。
忘れようとする、抑え込もうとするということは辛さにフォーカスすることにつながり失恋のショックをさらに記憶に深く刻むことになります。
泣いて悲しみの感情を出しきっていくことが立ち直りのステップであるように自分の心を整理するノートを作って感情を吐露しましょう。
- どのように彼を好きになったのか
- 2人の関係でどんなところが良い経験になったのか
- なぜ別れること(片思いのまま)になったと感じているか など
すべて思うままに書き出すことで思わぬ気付きを得られたり、心の整理がつき始めます。
物理的な距離をとる
早く癒され立ち直るための気分一新をはかるには会わないことが一番です。
彼の家、学校、職場などの彼の行動半径には近寄らないようにしましょう。
失恋の後は未練や混乱によりなんとなく思い出の場所へ足が向いてしまうことがあります。
衝動的に会いたくなったり思い出の地を訪ねたりしたくなっても決してしてはいけません。
可能であれば引っ越しをするなどのかなり大胆な手段を用いて物理的な距離を置いても良いくらいです。
彼の姿を遠くから見ても傷は癒えるばかりか、かえって胸の傷が痛んでしまうことのほうが多いのでやめましょう。
思い出すものはすべて消去・処分する
恋の思いでとなっているものはできれば時間をおかずに身の回りから整理したほうが良いでしょう。
もらったプレゼントや記念となるようなグッズ、写真、手紙などすべてを処分するのです。
そしてメールアドレスやSNSなどから彼の連絡先は削除します。
連絡先が残っているとどうしても発作的に発信してしまう可能性がありますし、それはあまり良い結果を生み出さないでしょう。
この連絡先削除が出来ない人がとても多いのですが、「さよなら!」と言って消去してください。
アドレス削除や物品の処分の時には「さよなら」「ありがとう」などのけじめの一言を声に出して言うと区切りがつきやすくなります。
自分や相手を責めない、犯人捜しをしない
失恋をした時に一番つらいのは自分や相手を責めることでしょう。
寂しさ、苦しさに加えて責めることで怒りの感情が加わればもはや失恋の痛みは手を付けられないほど大きなモンスターとなってしまいます。
恋が終わるという結末を迎えただけで誰も悪くないはずなのです。
自分や相手、または第3者に失恋の責任があるとしたところで何も解決しませんし、そもそも自分が癒されません。
そして失恋に裏切りだと思うような原因があったとしてもどうでしょう?
自分が考えている原因が実は事実と違っていたりして本当のことはわからないのではないでしょうか?
失恋の犯人捜しをして自分や誰かを責めること、これは全くの無駄ですし自分を傷つけますので「やめたやめた」と声に出して言ってすぐストップしましょう。
失恋という経験は成長という財産になる
恋を失うことは本当に辛い痛みを伴い、心の傷となってしまうものです。
でも、この傷は時間薬によって必ず癒える日がやってきます。
乗り越えよう、忘れよう、切り替えよう、という無理をすることは決して良い結果となりません。
抑え込んだ感情は未消化のままいつまでも心の中でくすぶり続けてしまいます。
感情を抑え込んだり、無理にポジティブに考えようとしたりしないでください。
とことん自分と向き合ってどんなマイナス感情も、受け入れることが大切です。
話をじっくり聞いてくれる友人がいるならぜひ付き合ってもらってつらかった失恋の話を聞いてもらってください。
泣く、ノートに書き出す、友達に話すなど、自分で気持ちを正直な言葉にだすことは想像以上に心の整理がつき、癒されます。
失恋という経験から自分自身と向き合う時間がもてたこと、この悲しみや苦しみ、怒り、虚無感と言う辛い日々を乗り越えたこと。
それは確実にあなたの栄養となり、誰にも奪えない強さや優しさという財産をもたらしてくれるはずです。
今は失恋を早く忘れたい気持ちでとても辛くて苦しくてどうしようもない時期かもしれません。
でも時間とともにすべては変化し続けます。
誰も同じ時間にとどまることができないように、あなたもその苦しみの中でずっととどまることはできないのです。
どうぞ過去のみに生きず、今の自分を大切にして、成長したその心で未来をしっかり歩いて行ってください。
新しいあなたを応援しています!