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お歳暮に日本では定番のハム 海外でハムを贈る習慣は? - 今日もいい日!ブログ

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お歳暮に日本では定番のハム 海外でハムを贈る習慣は?

      2017/07/25

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お歳暮の季節になるとデパートのギフトコーナーにたくさんの種類のハムが並びますね。

どれも高級で美味しそうだし、喜ばれそう!

そういえばお中元やお歳暮といえば私たち日本人にはなじみの深い「ハム」のギフト。

ハムは海外でも同じようにお歳暮などの贈答品として贈る習慣があるのでしょうか?

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お中元とお歳暮の由来は?

まずお中元とお歳暮についてです。

この私たちの生活に欠かせないギフトとなっている2つはどちらも時期を表す言葉です。

昔の中国では、1年の初めを「元」、1年の真ん中を「中元」、1年の最後を「歳暮」と呼んでいました。

ここに日本でお盆の御霊祭りにお供え物を贈り合う習慣が混ざり合って今のようなお中元とお歳暮の贈答の形式になりました。

他の国にも季節の贈り物の習慣がある国はありますが、1年の中間としめくくりで感謝のしるしとして贈り物を渡すというお中元とお歳暮の習慣は日本独特のものでしょう。

お歳暮 海外での習慣は?

また、お中元とお歳暮の由来となっている中国についてはどうでしょう?

さぞかし盛大に贈答のやりとりがされているのではないかと思いますね?

ところが、中国では中元や歳暮に贈り物をやり取りする習慣はありません。

中国の贈答と言えば旧暦8月15日の「中秋」にお月見をしながら食べる月餅を贈るという方が盛大です。

アメリカ、ヨーロッパなどの欧米国ではお中元やお歳暮の習慣はみられません。

とくに年末のお歳暮はクリスマスシーズンと重なり、豪華なクリスマスプレゼントが主役となるので年末ギフトはないのでしょうね。

またお隣の韓国にも時期が違いますが旧暦の8月と旧正月に贈り物をするという習慣があります。

これはお盆とお正月に向けての贈り物と言う点で日本のお中元、お歳暮の文化とよく似ています。

韓国でも日本と同じように海苔や缶詰などの食品、調味料などが贈答品として好まれるようです。

ハムは贈答品?

さて、日本でお中元、お歳暮の定番となっているハムについてはどうでしょうか?

ハムがご挨拶の贈答品になったのは日本の企業が戦略的にマーケティングをすすめた努力のたまものだと思います。

CMなどによってお中元・お歳暮といえばハム!というハムが喜ばれる贈答品というイメージを私たちは持つようになったのですね。

海外でもハムをプレゼントに包むということはもちろんあります。

でもそれは日本のようにご挨拶の「贈答品」としてではなく、家庭を訪問する際やホームパーティーへの手土産が多いようです。

クリスマスや年末年始のパーティーにどうぞというようなプレゼントで贈ったり手土産にすることはありますが、宅配でハムがごあいさつのギフトとして届くと言うことは稀です。

私も海外3か国以上に滞在していたことがありますが、アメリカ・ヨーロッパ・東南アジアなどでハムが贈答品として化粧箱に入って送られている文化は接したことがありません。

欧米の国ではハムをいただくのは「生ハム」、または骨付きのハムでした。

骨がついたラケットのようにどーん!と大きい豚のモモのハムを手土産にプレゼントということもあり、とても驚いたことがあります。

東南アジアは気温が高いせいか、ハムを手土産にというケースも少なかったです。

欧米でのハムはワインやシャンパンのおつまみとしてが一番の位置づけで、日本ではどちらかというとハムは「おかず」ですね。

日本ではギフトシーズンにハムの詰め合わせが化粧箱に詰められて贈答品として売られていますが、私が見た限り欧米では年中おつまみ、お惣菜として量り売りなどで売られているもっとカジュアルな食材の印象です。

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そして、日本ではハム単品でギフトになっていますが、欧米ではハムとチーズの詰め合わせなどが良くあり「お酒のおとも」として人気なことがわかります。

クリスマスのディナーがハムの国々

日本で思い浮かべるハムといえばつるんとした骨なしのボンレスハム(ボーン=骨、レス=ない)ですが、海外では骨付きのハムをお祝いの料理に使うことがあります。

クリスマスシーズンにはグリルしてソースやマスタードで食べるハムステーキやオーブンでじっくり焼いたハムの香草焼きなども好まれます。

ターキー(七面鳥)やミートローフと並んで大きなブロックハムはクリスマス料理の人気メニューです。

アメリカでは「クリスマスハム」という骨付きハムのブロックを砂糖やハーブでじっくりグリルしたものもアメリカのクリスマス料理になっています。

フランスでは「ジャンボン・ドゥ・ノエル(クリスマスのハム)」という骨付きハムのグリルが簡単にできるクリスマス料理として人気です。

また、北欧ノルウェー、スエーデン、フィンランドにもクリスマスのハム料理で「ユールシンカ」という何キロもある豚ハムブロックのグリル料理が食べられています。

ハムの本場ドイツでもクリスマスシーズンに飼育していた豚からハムを作り、クリスマスマーケットにはたくさんのハムがずらっと並びます。

そして、真夏にクリスマスをお祝いする南半球のオーストラリアやニュージーランド。

これらの夏の暑いクリスマスシーズンにもパーティーの冷製のつまみとしてやクリスマスバーベキューの具材として特大ハムが売られます。

ここで豆知識の余談をお伝えしましょう。

キリスト文化圏のヨーロッパでクリスマスに豚肉を食べるのには理由があります。

昔、キリストの三賢者が当方からやってきた時に、動物たちもキリストの誕生を祝おうとプレゼントを持って集まりました。

牛がミルク、にわとりが卵などを贈り物として持ってきているのに豚は何も持ってこずただブーブー鳴いていました。

この罰としてかわいそうに豚は食べられることになり、それが現在に伝わるクリスマスのハムや豚肉料理の由来となっています。

このようにクリスマスと言えば豚肉、ハム料理という外国の国も少なからず存在しています。

それでもハムをクリスマスにお世話になった人へプレゼントするという習慣はありません

キリスト教文化の国でクリスマスプレゼントとしてハムをプレゼントすると言うことは考えにくいですよね。

お中元やお歳暮のご挨拶ギフトという習慣もないので、海外ではお礼やクリスマスの挨拶にハムを贈るという認識はあまり広がっていないようです。

まとめ

いろいろ見てまいりましたが日本でお中元、お歳暮にハムを贈る文化と海外の違いを面白く感じていただけましたか?

ではその違いをまとめます。

  • お歳暮やお中元は日本独特の習慣(ただし韓国にも年2回の贈答と言う似た習慣がある)
  • お歳暮などの贈答品にハムを贈るのも日本独特のカルチャー
  • 海外でハムをプレゼントという時はホームパーティーの手土産のことが多い
  • 海外では生ハムがよく手土産やギフトになる
  • 海外でハムは骨付きのものが広く流通している
  • 豪華なクリスマスギフト交換が盛んなキリスト教圏では食品であるハムは年末のプレゼントになりにくい

今年もハムは贈答品のリストにありますか?

お好みのハムギフトがみつかりますように!

お歳暮にハムを贈るのはなぜ?ハムとソーセージの美味しい食べ方も 

ご参考になれば幸いです。

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