梅雨の部屋干し洗濯物へ生乾き臭いの対策をアロマで 安心で簡単!
2017/08/18
梅雨になると外も雨かすっきりしない曇天、部屋の中も湿度が高くてジメジメしますね。
そんな時に干した洗濯物は本当に独特の嫌な生乾きのにおいが残ってしまいがちです。
部屋干しにした生乾きの洗濯物でも臭わないように自然のアロマオイルで簡単な対策しませんか?
梅雨の洗濯物はなぜ生乾き臭い
梅雨以外の時期に、夏はもちろん冬でも乾燥した日であれば洗濯物の生乾きの臭いはそれほど感じたことがないのではないでしょうか?
洗濯して干した衣類が生乾き臭いのは、衣類で繁殖した菌が放出しているにおいです。
適度な湿り気を帯びた衣類では雑菌が繁殖するのには最適な状況を作り出します。
洗濯では落としきれなかった衣類に残った食べこぼしや皮脂や汗のタンパク質からさらに菌を繁殖させてしまいます。
菌が増殖するほど衣類に残るいやな臭いはひどくなります。
乾燥した季節や日は衣類が乾燥するまでにかかる時間が短いから衣類で菌が繁殖しにくいのです。
つまり洗濯物が梅雨時に嫌なにおいを発するのはしっかり乾燥するまでの時間が長く、長時間湿った衣類で菌が繁殖しやすいからからということです。
梅雨の時期はどうしても外干ししても湿気が多いので乾燥しにくいですし、部屋干しではさらに乾燥する時間は長くかかります。
洗濯して濡れた衣類を生乾きの状態にしておくことは衣類で雑菌を繁殖させて臭いにおいの原因をわざわざ作るようなものなのです。
生乾きのいやな臭いをおさえるのに一番良いのは洗濯したらすぐに衣類乾燥機か浴室乾燥機で短時間で乾かすことです。
ただ、家に乾燥機がある方は良いでしょうが、乾燥機がないお家もたくさんあります。
それなら家ですぐに乾燥機が使えないし、部屋干ししたいけど生乾きのにおいが衣類や部屋に残るのは防ぎたい!という場合の対策をしましょう。
洗濯物の生乾きの臭いはアロマで撃退
アロマオイル(精油)は自然で安心なグッズですので、小さいお子さんがいるご家庭や安全に衣類やお部屋の消臭をしたい方にはとくにおすすめです。
洗濯物の生乾きの臭い対策としてアロマを使うなら次のアロマオイルがおすすめです。
- ラベンダー・・・・フローラルですがすがしい香り
- ペパーミント・・・爽快感のあるグリーンな香り
- ティートリー・・・フレッシュでさっぱりとシャープな香り
- シトロネラ・・・・甘さのあるレモンのようなすっきりした香り
他にはユーカリ、レモングラス、サイプレス、ゼラニウムも消臭には効果的なアロマオイルです。
ただ、これらの香りがすべてどれも苦手という場合は使用しないほうが無難です。
すっきりした香りを運ぶ柑橘系のオレンジやレモン、グレープフルーツなどは多くの人にに好まれる香りですのでこれらでも良いでしょう。
長く過ごすお部屋の香りとなりますので、必ず自分がかいで気分が良いと感じる香りのアロマオイルを選んでくださいね。
きっとお好みの香りがあると思いますのでぜひ色々なオイルをお試しください。
上に例としてあげたようなアロマオイルは臭いを抑え、お部屋へすっきりとした空気を運んでくれるのに役立ちます。
単品で使っても良いですし、何種類かをブレンドしてお好みの香りにして使うのも良いでしょう。
洗濯物を消臭するアロマの使い方
ではアロマオイルの消臭スプレーの作り方です。
材料
お好みのアロマオイルを合わせて10~15滴
精製水または水45ml
無水エタノール5ml(薬局などで買えます)
作り方
- スプレーのボトルに無水エタノールを入れます
- そこへ好みのアロマオイルを合わせて10~15滴たらします
- 精製水か水を加えて良く振り混ぜます
できあがりです!
干した洗濯物とお部屋全体に細かい霧がさらさらと降るような感じでスプレーします。
毎回使う前に良く振ってからスプレーしましょう。
アロマスプレーの保存方法は、ふだんは常温で大丈夫ですが暑い時は冷蔵庫に保存して2~3週間で使い切るのが一応の目安です。
このスプレーは洗濯物や部屋の消臭はもちろん、お風呂場のこもったにおいにも使えます。
アロマオイルを洗濯のすすぎの時に2~3滴たらすのも生乾きの臭い防止には効果が期待できます。
ただしアロマオイルには発火性があるので乾燥機などは使わないようにしてください。
梅雨時の洗濯物の生乾きのいやな臭いを抑えて衣類とお部屋を消臭しすっきりした気分で快適にお過ごしくださいね。
ご参考になれば幸いです。