水虫に薬を使わないで自然にアロマで治療する方法
2016/12/07
水虫といえば中高年男性の症状だと思っていたのは遥か昔ですね。
いまや男性はもちろん、四季を通じておしゃれにブーツをはく若い女性の間でも水虫に悩む方が増加しています。
水虫の薬は強い作用があるし、患部以外の肌が荒れそう・・・
なんとなく水虫薬なんてカッコ悪いから使いたくない・・・
という方におすすめな治療法をご紹介します。
水虫の一番多い症状と原因
水虫といえばたいてい激しいかゆみが特徴です。
掻いてもなかなかかゆみの芯の部分に手が届かず、靴の上から掻いているようなイライラ感もたまりません。
この水虫の主症状であるかゆみが一番多く起こるのは足の指や足裏、かかと、爪です。
水虫のおよそ90%は足に症状が出ます。
また、水虫にはいくつかのタイプがあり、症状が異なります。
- 足の指の間がふやけたように皮がしろく柔らかくなってジュクジュクするもの
- 足の裏に小さな水泡ができるもの
- 足の裏やかかとの皮膚が粉をふいたように乾燥して厚く硬くなるもの、ひび割れもともなうことがある
水虫になる原因は「白癬菌」というカビの一種です。
この白癬菌が皮膚の角質層について症状を起こします。
カビの一種である白癬菌は高温多湿の環境を好むので、温度が高く湿って蒸れやすい部分でどんどん繁殖しやすくなります。
特に夏に水虫が発生しやすくなるのはこのためです。
夏には素足でいろいろな場所を歩いたり、プールの床やマットで感染するリスクも高くなルことも原因のひとつです。
ただ最近ではブーツを履いて過ごす女性には水虫が冬にも多くみられるようになりました。
また、水虫は感染症なので他の人にも伝染します。
水虫を治療する注意点
水虫の治療はなかなか根気がいるものですが頑張って気長にケアしていきましょう。
まず水虫をこれ以上増やさない、家族に移さないという注意点を守ってください。
足は丁寧に指の間までしっかり洗って清潔にし、しっかりと乾燥させてください。
足の指の間は湿り気が残りやすく蒸れやすい部分で、一番水虫になりやすい、水虫が悪化しやすい環境になります。
特に指の間、指の付け根の部分はしっかりと水分を拭き取って乾燥させましょう。
乾燥させたのちにすぐ手当をします。
白癬菌は皮膚の奥まで潜在するので完治させるにはしっかりと根元から退治しなくてはいけません。
症状が緩和されてほぼ良くなったと思っても最低1ヶ月は手当を続けましょう。
水虫は必ず移るというものではありませんが、家族間では感染の確率は高くなります。
家族とスリッパや足ふきマット、タオルなどは共有せず別々に使うようにしてください。
そして水虫は水泡が出来たりかゆみを起こす皮膚炎の湿疹と区別がつきにくいので皮膚科の診断を仰ぐのが賢明です。
湿疹を水虫だと思って手当てをすると悪化することがありますので気をつけてください。
どんな水虫治療薬を使うとしてもこれらは水虫を完全に治癒させるために必要な注意点です。
水虫をアロマで治療しましょう
水虫の薬は買うのが恥ずかしい、効き目が強いのでかぶれが心配、もっとおしゃれに手当てして治療したい。
そんな時は水虫を抗菌作用のあるハーブやアロマオイル(精油)で治療するのがおすすめです。
香りが良くリラックス効果もあるアロマで気分を上げて水虫を退治していきましょう。
足浴をする
- これらのハーブを足湯用の洗面器に入れて、熱湯を注ぎます
- 5~10分でハーブの作用がお湯に出始めたら、水を注いで適温に調節します
- 患部とくるぶしまでお湯につけ、お湯が冷めないように足し湯をしながら足を浸し続けます(10分くらい)
- 終わったら指の間までしっかり乾燥させます
アロマオイルの原液を患部に塗る
ティートリーのアロマオイル原液を綿棒の先につけて1日3回水虫の患部に塗ります。
このティートリーは強い抗真菌作用があるので水虫治療には最適です。
またティートリーにはデオドラント作用があるため、水虫の臭いや足のにおい対策にも良いアロマオイルです。
カサカサの水虫へのレシピ
かかとが鏡餅のようになって固く粉をふいて固くなった状態の水虫はなかなか治りにくいものです。
アロマで保湿しながら気長にお手入しましょう。
ホホバオイル 10ml
ティートリー 2滴
ゼラニウム 1滴
ラバンサラ 1滴
- ホホバオイルにそれぞれのアロマオイルを垂らし良く混ぜます
- 遮光瓶に保存し、1日3回患部へ塗ります。
※妊娠6か月以内のかたは使用しないでください
ティートリーの抗真菌作用、ゼラニウムには皮膚トラブルの改善作用、ラバンサラは感染症を防ぐ作用があります。
おしゃれで癒しの香りの自然のアロマで作った水虫治療薬なら学校、会社、旅行先などでも恥ずかしくありません。
アロマでいつも気分よく気長にしっかり水虫を治療してくださいね。