お中元をいただいたら必ずお礼の電話か手紙を お中元お礼の手紙文例
2016/09/28
暑い夏に心づくしのお中元をいただくととても嬉しいものですね。
心をこめて贈ってくださった方には必ずお礼を伝えるのがマナーです。
電話は苦手だし、筆不精で字が汚いし・・などと言わず、気楽に構えてより良いお付き合いの関係を深めましょう。
お中元が届いたらまずはお礼の電話を
お中元が届いたら、まずは中身を確認しましょう。
開封することなく「素敵なお品が届きました。ありがとうございます」というような紋切り型の挨拶では慇懃無礼な印象になってしまいます。
お手紙が同封されているならそこにお中元の送り状、挨拶や近況が書かれた手紙が同封されていることがあります。
また、なぜこの品物を選んでくださったかなどの理由も書かれている場合もあります。
お手紙には目を通し、いただいた贈り物も確かめて、こちらからも気持ちを込めたお礼を述べるのが良いマナーです。
相手の安否を気遣い、またお中元を贈って下さった心遣いに感謝し、どのようにその品が嬉しかったかなど具体的であるほど喜ばれます。
お中元をいただいたら、品物到着その日のうちにお礼の電話を一本できると相手も商品の無事到達が確認できて安心していただけます。
電話で直接話すことは、相手やこちらの近況を交換し合ったり深くコミュニケーションをとることができるので、良好な関係の潤滑油となります。
お中元のお礼は電話か手紙で必ず述べる
お中元をいただいたら、品物を確実に受け取った、嬉しく感謝しているということを相手に伝え安心していただきましょう。
届いた日かまたは翌日くらいまでにはお礼の電話を一本入れると良いでしょう。
お礼の電話のかけ方のポイントや例は >>贈り物へのお礼の電話のかけ方
を参考になさってくださいね。
しかし、電話をかけるタイミングを逃してしまった、相手が留守だったのでメッセージだけ残した・または電話を切ってしまったということもあります。
お礼の電話をするチャンスを逸したとしてもお礼の手紙はすぐに書いて出すのが良いマナーです。
また、電話でまずはお中元が届いた旨とお礼を伝え、そのあとにお礼状を出すと上級のマナーとなります。
字が上手ではなくても、丁寧に書けば気持ちが伝わりますのでいただいたお中元へのお礼状は必ず出してくださいね。
お中元へのお礼の手紙書き方
お礼状へは近況など盛り込んだ手紙にすることも良いのですが、それよりは億劫がらずにすぐにお礼状を出すというスピードのほうが大切です。
以下のような簡単な文例を利用して、まずはお中元が無事に手元に届いたこと、品物を喜び感謝している旨を相手に伝えましょう。
拝啓
暑さ厳しき折り、○○様(○○家皆様)ご健勝の由、お喜び申し上げます。
先日はご丁寧なお中元をいただき誠にありがとうございました。
ご厚志に心より感謝いたします。
猛暑の夏を控えて何よりのお品をいただき、家族も大喜びでございます。
末筆ながらXX様(ご主人様、ご家族の皆様など)によろしくお伝えくださいませ。
まだまだ暑い日が続くことと存じますがくれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
敬具
お礼状は意外と簡単
いかがでしょうか?
お中元へのお礼の手紙の書き方はとてもシンプルで簡単ではありませんか?
お中元が届いたら電話か手紙、またはその両方ですぐに相手へ品物が無事到着の旨と感謝の言葉を伝えましょう。
常識をふまえ丁寧なマナーを守っていると誰でも良い人間関係を保てるものです。
上のようなシンプルなお礼状で良いのですぐにお手紙を出して相手の方へ贈り物への感謝を伝えてくださいね。