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神社のお参り作法 鈴やお賽銭のタイミングと順番 お賽銭のマナー

      2018/12/18

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神社にお参りをする時にいつも迷うのが鈴を鳴らすタイミングとお賽銭を入れる順番です。

ここがいつも結構もたついてしまうポイントでいったいどちらが先?と疑問に思っていませんか?

あの鈴を鳴らす意味は?お賽銭って大きい音を立てて投げるのが良いの?お賽銭がお札なら?

そんな疑問を解決します!

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神社で鈴を鳴らす意味は?

神社に到着したら鳥居の前で一礼をしてくぐります。

よそのお家にお邪魔する時もお辞儀をして玄関を入るのと同じ礼儀だと思っても良いですね。

お参りでは参道は神様の通り道である中央をさけ、端を通って拝殿まで進みましょう。

拝殿の手前には手水舎(てみずや、ちょうずや)がありますのでそちらで手と口を清めます。

拝殿の前までたどり着きました。

さて、目の前には鈴とお賽銭箱がありますね。

この鈴を鳴らすタイミングとお賽銭を入れるタイミングが良くわからなくてよくモタモタしてしまいます。

神社参りのしきたりについて書かれた書物では、まず鈴を鳴らすことになっています。

しかし神職様に尋ねたところ、この順番は厳格な作法とはなっていないようで、「鈴とお賽銭はどちらが先でも良い」ようです。

お賽銭を先に入れても「順番が違った!」と気にしなくて大丈夫です。

(神社庁の参拝動画ではお賽銭が先、鈴を鳴らすのが後になっています。)

鈴には「鈴緒(すずお)」と呼ばれる麻の紐を縄状に編まれた綱がぶら下がっていますね。

この鈴緒をやさしく振り、清らかな鈴の音をまず浴びましょう。

鈴の音で神様をお呼びするという説もありますが、参拝者の邪気払いとしての鈴の意味が正しいようです。

鈴の音には悪霊を祓う効力があるとされ、神社の儀式には古くから使われてきた道具です。

この鈴を振り、音色を浴びることで心身の邪気を祓ってお参りをするのです。

お賽銭の正しい入れ方

次はお賽銭のマナーです。

鈴の音を浴びて心身を清らかな状態にしたらお賽銭箱にお金を入れます。

お賽銭のチャリンと箱に落ちる音も邪気払いになるということから、大きな音を立てるように入れる人が多くいます。

きっとお賽銭は「投げるもの」「上から弧を描くように箱に落とすもの」と考えている人も多いでしょうね。

正しいお賽銭の作法、それは「賽銭箱へ滑り込ませるように入れる」のが正解です。

お賽銭は貨幣が流通する前はお金でなく稲穂やお米をお供えしていました。

つまり自分の命の糧である大切なものを神様へ献上してお会いするという大切なものですから無造作に投げ入れることは失礼になります。

拝殿前が混んでいてお賽銭箱から離れている場合はどうしても投げ入れるような形になってしまうと思います。

できればお賽銭を入れるときだけは箱に近づいて行ってそっとお賽銭を入れ、拝殿から離れてお参りしても良いですね。

神様は拝殿の真ん前にいる人だけの参拝を受けることはありません。

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お賽銭をやさしく供え、すこし離れたところから真摯にお参りする謙虚な人を大切に思わないなどと言うことはありえないでしょう。

むしろ正面をさけて少し身体をずらしてお参りする謙虚な心構えが好ましいとも言えます。

賽銭箱の近くであればそっとお賽銭を滑り込ませるように入れ、遠ければ箱の近くまで行って優しく入れて離れてお参り。

または、どうしても遠くからのお供えであれば少し身を低くしてなるべく優しく入るように下手でゆっくり投げ入れると良いと思います。

そしてすぐにお賽銭を箱に入れられるようにお賽銭は前もって上着ポケットなどに入れて準備しておきましょう。

賽銭箱の近くでお財布を出したりするのはスマートではありませんし、スリにも狙われやすくなりますのでご注意くださいね。

お賽銭が1000円以上の紙幣なら?

お賽銭は多ければ多いほど願い事がかなうというようなご利益目当ての「駆け引き」ではありません。

ただ、願い事が叶いやすいお賽銭の額はあるかもしれませんね。

お賽銭はいくら入れると願い事が叶う?

では、1000円以上のお札をお賽銭にする場合はどうすると良いでしょうか?

人出の多い初詣などでは1000円札、5000円札、1万円札などがお賽銭箱に入っているのを見かけますが、お札をそのままお賽銭箱に入れて良い物ものかと迷いませんか?

その場合は良い方法があります。

お賽銭がお札の場合

  • お札は新札でお供えする
  • 白い封筒に入れる
  • 封筒には住所と氏名を記入する
  • お賽銭を入れて清めの音を鳴らすために硬貨もお賽銭箱に入れてお参りする

また1万円札などでの高額紙幣のお賽銭の場合はさらに別の方法があります。

お賽銭が高額な場合

  • お札は新札でお供えする
  • ご祝儀袋(紅白蝶結び)に入れる
  • 表書きは「御初穂料」
  • 封筒に住所と氏名を記入する
  • 社務所へ行きお渡しする
  • お賽銭を入れて清めの音を鳴らすために硬貨をお賽銭箱に入れてお参りする

残念ながら賽銭ドロボーなどもいますし、盗難のリスクを避ける観点から万札など高額なお賽銭はご神職にお預けするのが良いと思います。

神社参拝 鈴とお賽銭まとめ

神社でのお参りで鈴を鳴らすタイミングとお賽銭を入れる順番に厳格な決まりはありません

順番がどちらになっても無礼にはならないでしょう。

お賽銭は投げて入れるのではなくお賽銭箱にそっと優しく滑り込ませるように入れましょう。

紙幣の場合は新札を用意し、封筒に入れて住所氏名を記入してお供えしましょう。

お賽銭が高額になる場合はご祝儀袋に「御初穂料」の表書きと住所氏名を記入し、社務所にお預けすると良いですよ。

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ご参考になれば幸いです。

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