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フルーティアふくしま乗車の感想記 値段高い?ケーキはどうだった?

   

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磐梯山や猪苗代湖の自然を車窓から満喫しながら美味しいケーキでカフェ気分!

そんな磐越西線のフルーティアふくしまに乗車してきました。

走るカフェ・フルーティアふくしま、その心なごむ列車の乗車記をお伝えします。

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フルーティアふくしま 乗ったのは会津若松~郡山間

フルーティアふくしまは主に土・日・祝日に運行されています。

私たちが乗ったのは8月終わりの日曜日、14時台のフルーティアふくしま会津若松~郡山間のおよそ1時間5分ほどです。

停車駅は、会津若松~磐梯熱海~猪苗代~郡山です。

フルーティアふくしまはJRのスイーツセット付き旅行商品なので、びゅう予約センターかびゅう窓口で乗車券とチケットを購入します。

切符のみの販売はされていないのでJRみどりの窓口では購入できないことにご注意くださいね。

私たちが乗車したのは8月下旬のお盆あとだったので空いているかと思いきや周りに空席はほとんど見当たりませんでした。

鉄道大好きオタクの方ばかりでなくやはり会津の温泉や観光旅行を組み合わせている方が多いのでしょうね。

停車駅は、会津若松~磐梯熱海~猪苗代~郡山です。

磐梯山も猪苗代湖も車窓からきれいに見ることが出来ました。

フルーティアふくしまで一人旅や日帰りはできる?

2両編成のフルーティアふくしま、座席車両はそのうち2号車の1両のみです。

座席プランは以下の通りです。

ボックスシート 4人掛け (2~4名での利用))
ボックスシート 2人掛け  (2名での利用)
1人掛け用シート (1~4名での利用)

フルーティアふくしまに1人で乗りたい場合、この1人掛けシートは4席しかないのでここに空席がないと乗れないということになりますね。

フルーティアふくしまでの一人旅を計画している方は早めに空席の問い合わせと予約をしてみてください。

1人掛けのシートが空いていることを祈ります!

また、この旅行パンフレットは「リゾート列車の旅 日帰り旅行」という記載があるので日帰りもできそうです。

たとえば出発地が東京の場合。

確かに朝一番の東京発東北新幹線に乗り、郡山から磐越西線普通で会津若松に到着して観光、夕方の17:10発フルーティアふくしま4号で郡山へ戻ることもできますね。

そこから東北新幹線に乗り継ぎ、夜には東京へ戻ってくることができます。
(または逆のパターンで行きに郡山10:44発のフルーティアに乗って帰りを夜の磐越西線と東北新幹線でも)

ですが、会津若松と言えば史跡・名所の見どころいっぱい、温泉やグルメも楽しめる観光スポットの城下町です。

白虎隊ゆかりの鶴ヶ城と飯盛山をちょっと周るだけでもあっという間に夕方になってしまいますよ。

◆会津まつりだけじゃもったいない!会津で体験してほしいこと

「フルーティアふくしまに乗るだけでOK」という鉄道の楽しみがメインの方以外は遠方からの日帰りはおすすめしません。

ぜひのんびり1泊して観光も温泉も組み合わせて会津を楽しんできてくださいね。

フルーティアふくしまのケーキの感想

8月に乗車した際は夏らしいケーキメニューでした。

メニューおしながきより

①福島県産 桃とカスタードのショートケーキ

ジューシーで繊細な甘さの福島県産の桃を相性の良い自家製カスタードクリームでサンドしました。
桃の果汁とクリームの甘さが奏でる味のハーモニーをお楽しみください。

②福島県産 桃のパニエ

福島県産の桃をふんだんに使い、のどごしなめらかなゼリーにとじこめました。
その上に桃のピューレを加えた甘く香り豊かなクラッシュゼリーをのせ、二つの食感が楽しめる涼やかな夏のスイーツです。

この2つでした。

桃の二大産地のひとつである福島県。

全国のおよそ4分の1の桃が福島県で収穫されています。

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代表品種はうっすら紅色がミックスされた白色、肉厚で果汁たっぷりの「あかつき」です。

フルーティアふくしまのケーキはフルーツピークスという1924年創業の老舗ブランド特製のケーキです。

季節によりケーキの種類はその旬の果物がメインになるようで、秋のスイーツは「和梨」が登場しています。

4~5月はいちご、5~6月はさくらんぼ、7~8月はももというように福島でその月に旬の果物がスイーツのコンセプトになると思います。

発車するとウエイトレスさんが客席まで白い箱入りのケーキをサービスしてくれます。

ケーキは箱に入り持ち帰ることもできそうですが、やはり車内でカフェを堪能したいのでいただくことに。

甘いものは苦手だけどフルーティアふくしまに乗りたいという方は箱入りなのでそのままおみやげにもなりますね。

箱をあけると福島を感じるみずみずしい桃の風味が車内を満たし、幸せな気分になりました。

2つのケーキはプチケーキではなく、普通かそれより大きめの重厚なケーキでした。

フルーツとクリームの甘みがとても濃厚な美味しいケーキでコーヒーがすすみます。

2種類のケーキ、ドリンク(アイスコーヒー、アイスティーはおかわりOK)、桃の果汁100%の缶ジュースをいただき大満足でした。

もうケーキがたっぷりすぎて帰宅しても夕食が食べられないというほどの満足感でした!

フルーティアふくしまの値段は高い?

フルーティアふくしまは旅行商品なので乗車運賃とは別のスイーツ付き旅行セット料金となります。

フルーティアふくしま 料金表
4月~9月 土・日・祝の片道料金(8月のお盆ウイークは除く)
おとな(こども)1名

  • 郡山⇔猪苗代    4300円(3700円)
  • 郡山⇔会津若松   4800円(3800円)
  • 磐梯熱海⇔会津若松 4500円(3700円)
  • 猪苗代⇔会津若松  4200円(3600円)

1名から申し込み可、ただしおとな1名での利用は上記金額に200円増し

この料金に含まれるのは、

  • 片道の乗車券
  • フルーティアふくしま指定席券
  • スイーツセット

となります。

これを高いと感じるかどうかは本当にその人次第だと思います。

実は最初見た時に鉄道が趣味でもない私は「わ~、ちょっと高いな」と感じてしまいました。

ですが、乗ってみてその快適さとケーキの味やドリンクのサービスなどから少し気持ちに変化がありました。

駅では発車前に駅員さんから「いってらっしゃい」の幕で盛大なお見送り(ありがとうございました)♪

乗車証明書や乗車記念のスタンプカードがもらえました♪

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特別なコンセプトの列車ですし、なかなか「走るカフェ」なんて出あえません。

乗車にあたってたくさんの思い出をもらえましたよ。

もともとJRは乗車運賃も高いものですし「料金設定はこれくらいでも良いかも?」と思ったのです。

福島名産の桃のジュース、桃のケーキも美味しかったですし車窓からの景色も心を癒してくれました。

ただ、欲を言えば「2時間くらいは乗っていたかったな~」と思います。

ケーキももっとゆっくり食べたかったし、とにかくもう少し乗車時間が長ければさらに満足度が上がりそうです。

こればかりは仕方ないので、また次回の乗車を楽しみにしたいと思います。

これから乗車する方のご参考になれば幸いです。

楽しんで行ってらっしゃいませ!

フルーティアふくしま乗車感想記

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