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夏風邪じゃなくてインフルだった インフルは春も夏も関係ない

      2016/09/28

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夏風邪にしては急に高い熱が出た、全身症状が風邪よりひどいなどと言う場合はインフルエンザを疑いましょう。

冬だけの病気だと思われていたインフルエンザはもう春も夏も流行する時代に突入すると考えられています。

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夏風邪だと思ったらインフル 症状の違い

インフルエンザは冬だけの感染症だと思っていませんか?

私はずっとそう思っていましたし、10月のインフルエンザ予防接種だけで安心していました。

でも最近では秋から冬がピークではあるものの5月、6月そして真夏にもインフルエンザにかかる人が増えています。

夏で風邪のような症状だったら「夏風邪かな?」と思いがちですが、こんな症状が出たら夏風邪よりインフルエンザを疑うべきです。

  • せきや鼻水などの症状が出るより先に急激な悪寒、38度以上の発熱が襲ってきた
  • 筋肉や関節の痛みを強く感じる
  • 病院に行く気力もないほどの倦怠感で動けない

風邪ではまずせきやくしゃみ、鼻水などの症状が出始めその後発熱などが続いて出ることが多いです。

風邪の症状の進み方は「ゆるやか」です。

また、熱も急に39度というような高熱になることはそれほど多くありません。

一方インフルエンザではたいてい悪寒、38度以上の発熱、全身の痛みや倦怠感などが先にあらわれます。

その後せきやくしゃみ、鼻水などの風とよく似た症状が出ることが多いです。

風邪と違ってインフルはとにかく「急激に」症状があらわれます

同じような風邪症状であっても、症状の進み方が「ゆるやか」か「急激か」でだいたい夏風邪かインフルかを見分けることができます。

インフルが春も夏も流行が心配されるのはなぜ?

北半球にある私たちの国、日本では低温で乾燥した冬がインフルエンザの流行ピークです。

しかし、南半球では日本と季節が逆になり、日本の夏がインフルエンザの流行る冬になる国もあります。

そして東南アジアの国では一年中インフルエンザが発生しているのです。

最近では1年を通して日本人が旅行や仕事で海外に滞在することが増えてきました。

そして、さらに1年中季節を問わず海外からの、特に東南アジアや中国からの旅行客が日本を観光に訪れるようになりました。

現在はインフルエンザが流行している国へ旅行して帰国する日本人、そしてインフルエンザが流行している国から日本へ旅行に訪れる外国の人が1年中絶えないのです。

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これは冬が流行ピークである日本に、世界のどこかで流行しているインフルエンザウイルスが春も夏も持ち込まれるようになったと言うことです。

海外との行き来がさらに活発になるにつれて、今後は日本でもインフルエンザが通年の流行になる可能性があると考えられています。

インフルかもと思ったら 薬で絶対飲んではだめなものがある

夏風邪かインフルエンザかという見分け方は「症状の進行がゆるやかか急激か」と「38℃以上の高熱かどうか」です。

しかし医師ですら問診で夏風邪とインフルエンザを見分けるのは難しく、診断をつけるには検査して確定することが必要になります。

症状が急激に進んで全身症状が強く、高熱が出た場合は夏でもインフルエンザを疑って受診してください。

インフルエンザに夏かかった場合の治療やケアは冬と同じ「安静が基本」です。

ただし夏は脱水しやすいので特に水分補給は意識的に多めにしましょう

そしてもっとも気をつけたいのが、インフルエンザではむやみに解熱剤は飲まないほうがいいということです。

熱をとにかく早く下げたい気持ちはよくわかります。

しかし以前に病院でもらった解熱剤があるからといって決して飲んではいけません。

解熱剤の成分によっては重度のインフルエンザ脳症やライ症候群のような後遺症を残す病気を引き起こす可能性があるのです。

アスピリン、サリチル酸系の解熱剤や、ボルタレンというような強い解熱剤は危険なので自己判断で決して飲まないでください。

ご参考までにインフルエンザに安全とされる解熱剤はアセトアミノフェン成分のカロナールやタイレノールなどとされています。

おわりに

夏風邪かインフルかわからないと言う場合は医師の診断と処方を仰ぎましょう。

インフルかも?と思ったら医師の処方以外に熱を下げるための解熱剤を飲んではいけません。

風邪もインフルも基本は安静にして回復を目指すことです

夏の療養中は特に水分補給を多めに、エアコンも控えめにしてゆっくり体力を回復させていきましょう。

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