紫外線の頭皮ダメージは薄毛や顔の老化を加速 頭皮もUVケアを
2016/07/19
夏が近づくにつれて増えていく紫外線の量。
美や健康への意識が高い男女の間では1年中日焼け止めでUVケアをすることが浸透しています。
でも、日焼け止めを顔や肩、腕や手の甲などの紫外線を受けやすい部分だけに塗って安心はできません。
気づかぬうちにアンチエイジングと美容の大敵となっているのは頭皮の日焼けです。
紫外線から頭皮を守るUVケアが肝のアンチエイジング対策に
紫外線による肌へのダメージがお肌の老化を加速させているのはご存知ですね。
オフィスワークの人より屋外で仕事をする人のほうがなんとなくお肌にしわやシミが多いかも?
週末にアウトドアやスポーツを楽しんで日焼けしている人は意外と肌の老化が早い?
と感じたことがありませんか?
紫外線のUV-A波はお肌の奥まで入り込み皮膚の細胞を傷つけています。
紫外線を浴びることは体内のビタミンDの合成を促進したり、気分をさわやかにしたりと健康に良いこともたくさんあります。
しかしその一方で、肌の細胞が老化するのを加速させてしまうという強烈なデメリットがあるのです。
そして、意外な盲点ですが頭皮ももちろん肌なのです!
顔とつながっている頭皮が紫外線によるダメージを受ければ当然お顔の肌もダメージを受けて老化が進みます。
頭皮が日焼けしてヒリヒリする、皮がむけるなどというやけどのような日焼けを繰り返すことは美容面からも完全にアウトです。
そして普段の紫外線からも頭皮は確実に老化してしまいます。
ダメージを受けた頭皮は、かゆみやフケ、そして薄毛や抜け毛といったトラブルにバタバタと見舞われます。
「日光はげ」などという悲哀を感じるネーミングの薄毛状態がこれです。
抜け毛や薄毛は年齢よりちょっと老けた印象を与えるので誰しも避けたいものですね。
頭皮の老化は薄毛とお顔の肌老化の原因に直結しています!
夏前から紫外線から頭皮を守る対策が肝心
紫外線は晴れの日も曇りの日も、そして雨の日も、春夏秋冬の一年中降り注いでいます。
曇りの日や雨の日は晴れの日よりも紫外線量は少ないのですが、油断して日焼け対策を忘れないようにしましょう。
紫外線量は季節により変わります。
日本では5月から9月の間が最も紫外線が多く降り注ぐとされています。
6月に入ると真夏並みの紫外線量に増えますので、初夏から真夏は1年のうちでも特にUVケアを念入りにしましょう。
また、紫外線の量は地域によっても違います。
たとえば沖縄は北海道の1.5倍量の紫外線量があるというように同じ日本国内でも差があります。
自分の生活している地域の季節による紫外線量をグラフなどで把握しておくと良いですね。
ちなみに1日の間で紫外線量がもっとも多いのは午前10時から午後2時の間です。
春になり日差しが暖かくなってきた頃から真夏にかけて、特に日中のお出かけは必ず頭皮も紫外線対策のUVケアをしてください。
頭皮のUV対策は=お肌のUV対策=美容の肝です。
頭皮を紫外線から守るUVケア
- UVカット機能のついた帽子をかぶる・・・サンバイザーではなく頭全体を紫外線から守るキャップかハット型の帽子です
- 日傘をさす・・・UV99%などの日傘も最近は1000円以下の商品もあります。折り畳みのUV日傘も一本バッグに常備しましょう
- 顔・からだ用の日焼け止めを頭皮にも塗る・・・頭皮も顔とからだと同じ皮膚ですので同じ日焼け止めでOKです
- 頭皮専用の日焼け止めUVスプレーを活用する・・手を汚しにくく使いやすいのが特徴です
- 分け目をいつも同じにせず変える・・・いつも同じ分け目やつむじの部分が日焼けしてしまいます。髪の分け目は変えて頭皮を守りましょう
快適な日傘の選び方はこちらへ>>> 日傘の色は黒と白でUV効果の違いがある?
頭皮にはどんな日焼け止めをぬれば良い?
最近では頭皮専用のUVスプレーなども開発されています。
こちらは手を汚さずに手軽に頭皮のUVケアができる、外出先でもシュッとできるので便利というメリットがあります。
ただし、頭皮専用に関わらず「スプレータイプ」の日焼け止めは成分に紫外線吸収剤を使っている場合が多いです。
敏感肌でこの成分が肌に刺激となるため避けたほうが良いタイプの肌質の人はお気をつけください。
頭皮はお顔と同じ肌の一部なので、頭皮にも顔やからだにぬっている日焼け止めをつければ頭皮のUVケアはOKです。
日焼け止めについては日焼け止めを塗るかぬらないか?肌にいいのは一体どっち? もどうぞ。
日焼け止めにはローション・クリーム・ジェル・パウダー・スプレーなどのさまざまなタイプがあります。
頭皮にぬりやすい日焼け止めはおそらくローションかジェル、クリームタイプだと思います。
質感や頭皮につけた感じのサラサラ感、しっとり感などお好みによって選びましょう。
つむじや分け目は特に日差しが当たりやすく日焼けしやすい部分です。
頭皮が見えている部分には特にしっかり塗ってください。
日焼け止めをてのひらにとって伸ばし、なじませてきちんと頭頂部や分け目、つむじに行きわたらせます。
汗をかきやすいので顔やからだと一緒に2~3時間おきに塗りなおしましょう。
おわりに
今まで日焼けしないように顔や腕はバッチリUVケア対策をして安心していた方、これからは頭皮にもUVカットをお忘れなく。
頭皮年齢が見た目年齢と言っても過言でないくらい、頭皮のUVケアは大切です!
体験談はこちらへ>>> このアイテムで薄毛を改善できるのか?
いつまでも若くキレイで健康なお肌を守るために頭皮をしっかり紫外線から守っていたわってくださいね!