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敬老の日に菊の花はNG? 長寿の菊がお祝いにタブーな理由

      2017/08/14

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菊は長寿、無病息災を願う縁起の良い花です。

9月9日の重陽の節句(ちょうようのせっく)では健康と長寿を祈るお祝いとして菊の花が主役となります。

しかし、この長寿を願う花がなぜ同じ9月にある敬老の日のお祝いには贈らないほうが良いとされているのでしょうか?

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菊は縁起がいい花

重陽の節句(ちょうようのせっく)をご存知ですか?

9月9日に行なわれる五節句最後の節句のお祝いです。

別名「菊の節句」「栗の節句」などと呼ばれます。

菊の花を飾って楽しんだり、菊酒という菊の花びらを浮かべたお酒を飲んだり、または菊をおひたしやお吸い物などにして食べます。

菊を飾ることで家に福を呼び込み、菊の持つ長寿のパワーを身体にとりこんで健康になるという意味で菊の香りや味を楽しみます。

昔、重陽の節句では「菊の着せ綿」という方法で菊のご利益をさらに利用していました。

菊の着せ綿とは重陽の節句前夜に菊の花に真綿をかぶせることです。

翌日の重陽の節句で菊の香りたっぷりの菊エキスのしみこんだ真綿で肌をぬぐう肌が若返るとされていました。

この日は菊三昧のお祝いの節句です。

また、中国で菊は「仙人」の住むところに咲く花であり、長寿の効果がある花とされています。

菊は福を呼び、不老長寿、無病息災、若返りを願う花として、重陽の節句では欠かせない縁起の良い花となっています。

重陽の節句って何?という方は

重陽の節句とは 縁起が良い菊のパワーで不老長寿と若返りを祈願! をどうぞ。

敬老の日に菊を贈るのはタブーなのか?

このように、健康、長生き、若返りという縁起が良い意味しか見当たらない菊の花。

見た目も上品で美しく、アレンジメントにして大切な人に贈りたくなりますね。

しかし、長寿を祝い健康でさらなる長生きを願う敬老の日に贈るなら気をつけなければならないのが菊の花と言われます。

それは菊がお葬式など仏事に用いられる花なので「死」を連想させることから、特にご高齢者には嫌がられることがあるからです。

なぜ菊がお葬式に用いられるようになったかは

  • 菊は桜と並ぶ国花であること
  • 菊の御紋と言われるように天皇家の紋章であり格式が高い花であること
  • 菊の花言葉が「高貴」「高尚」などであり、厳粛な式にふさわしいこと
  • 菊はお香と匂いが似ていること
  • 菊は栽培しやすく、花が長持ちし、調達しやすい花であること

など、諸説あります。

ですが、菊をお葬式の花として用いるようになったのは西洋文化が日本に入ってきてからです。

白い菊の花を棺に納めて埋葬したり、墓前に供えるなどの文化はもともと西洋の風習でした。

菊が長寿の格式高い縁起の良い花から一転して、お葬式や仏事に用いられる縁起の悪い花と認識されるようになったのは明治以降です。

明治になり西洋文化こそ素晴らしいとし、極端な西洋化が日本国内で進んだことで長寿の象徴だった菊は「死」を連想させる花となってしまいました。

菊にとってはこの文明開化でで晴天の霹靂ともいえる「左遷」にあったようなものではないでしょうか?

最近でこそ、家族葬、音楽葬、樹木葬など、色々なお葬式の形態が現れてお葬式文化も多様化しています。

バラやラン、ガーベラなど、亡くなった方が好きだったお花で祭壇などを飾ることも増えました。

ですが、一般的にはお葬式の花と言えばまだまだ「菊」のイメージです。

明治、昭和の長きにわたり、「葬式=菊」という認識をもってきたご老人には菊は縁起の悪い花と言うイメージは拭えないでしょう。

気になさらないご高齢者もいるでしょうが、いくら本来長寿を意味して縁起の良い菊の花でも感情を傷つけることがあるかもしれません。

特に高齢の方ほど死を連想させるものには敏感になっていますので、菊の花は敬老の日の花束にふさわしくないという考えがあるのです。

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敬老の日に菊の花でお祝いするなら

敬老の日に菊の花を贈るのは、ご高齢の方の感情を傷つけるリスクが多少なりともあるのでつつしんだほうが賢明です。

しかし、「長寿をお祝いされるおじいちゃん、おばあちゃんが菊が大好きで花束に加えたい」というお子さんやお孫さんもいらっしゃいます。

敬老の日や長寿のお祝いなどで避けたほうが良いのは「白い菊」です。

白い菊に淡い色合いのアレンジの花束はどうしても供花(仏様や死者にささげる花)のイメージになってしまいがちです。

菊を贈りたいのであれば、白以外の華やかなお祝いらしい菊の花を選びましょう。

 

たとえばこのように、メインが華やかなバラの花、金の屏風などの飾りがあるものであり、鮮やかな色の菊が添えられているものであれば慶事らしくなります。

もし菊を使ったアレンジをして、長寿や敬老の日のお祝いの花束を贈るのであればピンクやオレンジ、赤などの明るい色合いとなる花束にしてください。

お祝いごとに使いやすい菊の花に「ピンポンマム」という種類があります。

ピンポンマムは花の色が豊富で、丸く可愛らしい形をしており、明るい色ならお祝いの雰囲気もバッチリです。

お花屋さんでアレンジをしてもらう時に「敬老の日のプレゼントにする花束」と注文すれば華やかな彩りのアレンジをしてくれるでしょう。

菊とお祝いのまとめ

菊はもともとは長寿や健康という幸せな意味を持つ縁起が良い花です。

しかし、明治以降はお葬式や仏事に用いられることが多いため、縁起が悪い花のイメージがついてしまいました。

特にご高齢の方には「死」を連想させる花を贈るのは避けたほうが良いので、お祝いに菊、特に白い菊は避けたほうが良いでしょう。

菊がお好きな祖父母、ご両親へ贈るのならカラフルなピンポンマムなどの菊の花を使うのがおすすめです。

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ご参考になれば幸いです。
 

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